2016年大会で低血糖か何かでフラフラになった上に2020年大会は直前に中止となってしまい、大会が復活したら絶対に出ようと待ち焦がれていました。今回8年ぶりに走らせていただき、“こんなにエイドが豪華だったのか!”、“ここまで応援が多くて優しかったのか!”と思うシーンばかりでした。
エイドは前半から豚汁、星空舞おにぎり、うめぼし、チョコパン、カントリーマアム、スポーツ羊羹などが押し寄せ、その先もうどん、梨のコンポート、らっきょうなどが雨あられと降り注がんという勢いで提供されます。到底真面目に走ることなどできず、早々に離脱してしまいました(超褒めています)。
応援も、“人口最少県なんて間違いなのでは?”と思うくらい沢山で、小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃん、鳥取ならではの麒麟獅子や傘踊り、吹奏楽の応援など、笑顔が溢れている素敵な旅路でした。終了後も、優しく声をかけて下さるスタッフさんが多く、鳥取のよさをしみじみ感じました。
2020年大会は感情を抑えきれずに個人的に走ったのですが、今大会でも37km過ぎの上りで『栄光の架橋』で応援して下さった男性は、4年前のあの日と同じで胸が震えました。私も同じ2020年大会のTシャツを着て走っており、“あの橋が今につながっているなんて!”とこみあげるものがありました。本当に嬉しかったです。あの日走った数十人の方も、きっと感無量だったことと思います。
コースは記憶の通り厳しく、急な坂道の途中からスタートしてアップダウンの多さに走りも安定せず、41kmの地味な坂が堪えるのもあの日と変わりませんでした。今回感心したのは、(22kmからの1km以外は)ずっと逆風が吹いていた気がすることです。どうやったらあんな魔法のようなことができるのか(地形のせい?)。しかし鳥取の豊かな自然が感じられるコースもまた大変魅力的なものでした。
走りは、直前まで調子がよかったことから期待したのですが、スピードも出ないままにエイドに入り浸る展開になり(少なくとも6回はがっつり停止しています)、見せ場ゼロでした。ヴェイパーさんにはすまないことをしました。速い人は暑かろうがちゃんと走れますし、まあ私の力なんてこんなもんです。
(3時間12分台, 159bpm, 189spm, ストライド1.17m, 上下動比5.6%, 上下動6.7cm 左右接地時間バランス48.6%:51.4%, 接地時間242ms)
久しぶりの鳥取観光も、鳥取城跡、鳥取県立博物館(根本幽峨展)、わらべ館、久松山、鳥取砂丘など、歴史と自然は勿論、ベニ屋さんのカレーや海鮮丼、白バラ牛乳など、堪能させていただきました。鳥取砂丘は、生涯で一度は絶対に訪れるべき場所の一つでしょう。
鳥取の皆様、また鳥取マラソンを再開し、素敵な思い出を与えていただき、本当にありがとうございました!まだ観光したい場所もあるので、また遊びに行きたいと思います!
2020年は直前に中止となってしまいましたが、個人的に走らせていただきました。あの日もありがとうございました。
お隣島根の国宝松江城マラソンも島根らしい素敵な大会です。タイムは鳥取よりは出ます。
鳥取砂丘もすごいが蔵王の御釜もすごいということで、山形唯一のフルマラソン、長井マラソンもいかがでしょうか。
続きのページには、やたら細かいコース・観光情報を盛り込みました。翌日にようここまで書いたなというくらいに。写真だけでもちらっとご覧いただき、大会に関わって下さった方のうち2、3人くらいでも伝わるものがあると嬉しいです。
コメント、スター、下のバナークリックなど、何でもよいので反応をいただけると、“こんな文字列と画像の塊でも受け止めて下さる方がいるのか”と私が吃驚します。
次回予告は、“とうとう福井にサクラサク!”です。またもエイドがすごそうです。
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