三年ぶりの参加で目標のサブ3には2分弱届かなかったものの、今の力は出せました。多くの周囲のランナーからも、この日を目標に頑張ってきたことが伝わってきます。終盤の苦しい場面でも必ず、諦めずに前を向いて必死に力を振り絞る方が見つかり、力を借りられます。この空気こそ別大なのだと感じながらその背中を追いました。
日本を代表する伝統の大会の誇りは、沿道の沢山の力強い応援や、完璧な運営にも根付いています。給水、シャトルバス、更衣スペース、トイレの数、いずれも十分で、一般参加の市民ランナーのためにここまでしていただけるのかと驚きます。(なお、あまりにも動線が滑らかで、ふぐ雑炊(写真)に気付かず帰ってしまった方も多いかと思います。)
正直別大は甘くないと思っていますが、ここでは言い訳は許されません。視覚障害のクラスでは道下美里選手と井内菜津美選手は世界新記録を更新し、青学の吉田祐也選手は初マラソンで2時間8分30秒と快走しているのですから。同じ大会に出られたことを光栄に思うと共に尊敬の念もまた一層強いものとなりました。
やはり別大は特別な大会で、一年の集大成とするべくこの日のために練習を重ね、全てを出し切る覚悟で臨むべきだと思います。今回充実した時間の中で自分の壁に挑戦できたのも、偏に、伝統ある大会を作り上げて下さった皆様のお陰です。別府、大分の皆様、一緒に走られたランナーの皆様、本当にありがとうございました!次こそは納得いく結果を残せるよう頑張ります!
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