ちょっと長すぎる旅ランブログ

百聞は一走に如かず。きっと貴方が好きな大会が見つかります。

第20回岐阜~根尾淡墨桜マラソン大会(2019/5/12) 樹齢1500年の淡墨桜を目指す母の日の遠足!

日本三大巨桜の一つ、根尾淡墨桜を目指して緑の中をのんびり走ります。タイムレースでもなく、走ることが好きな人達が作って参加して楽しんでいるのがよくわかりました。女性ランナーも多かったです。母の日に素敵な出会いもありました。いつもタイムを気にして疲れてしまったランナーさんにもお勧めです。

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前日 (岐阜市観光)

 岐阜は暑くて観光も厳しかろう(予想最高気温29℃)ということでしり込みしているうちに出遅れ、結局13時30分大阪発の普通に乗ります。それでも15時52分には到着。サブ2.5です。金券ショップ様で帰りの切符を2,250円で仕入れ、残された時間で観光に挑みます。

 スロージョグで岐阜公園へ向かいます。長良橋通が右に曲がると同時に遥か山の上にある岐阜城が目に飛び込んできます。あんな山の上に城を建てるなんて通勤大変だな…と考えてしまいます。岐阜公園はきれいな公園ですが、歴史は重たいです。

金華山ロープウェーで頂上へ。17時30分の便に乗ります。帰りは18時なのでごく短い時間しか滞在できませんが、夕暮れの長良川はそれはよいものでした。

 川原町の古い町並みは見ておきたかったので、道路を渡って少し行ったところ、長良川の鵜飼いが初日だったためお祭りの様相を呈していました。活気があっていいですね。町並みも美観地区のような感じで風情がありますね。

 夕食はみなみyaさんでいただきました。高校生のお客さんもいて、食べ盛りの我々にはとても心強い存在です。

 前日観光も楽しんだので、本を買い宿に戻りお風呂に入って寝ます。ウィークリー翔さんの一泊2,050円はありがたい限りです。

レース当日

今回は特に設定タイムも何もないため、適当な準備だけでスタートへ向かいます。目標は完走だけです。22:40消灯5:30起床と結構眠れたようです。宝浪漫マラソンTシャツで岐阜から比較的近い石川県をアピールします。

 会場に到着し、荷物を預けると皆さん好きにスタートしてくださいというアナウンスがあり、各自勝手にスタートしていきます。これは見た目に面白いです。私も高橋尚子さんの足型に見送られて出発します。

 速く走る理由もなく、距離も100kmの1/3に過ぎないのでひたすら気楽に進みます。皆さん楽しそうです。少々暑いですが、それもまた貴重な思い出に。

 エイドは数が少なく厳しい面もあるのですが、かりんとう饅頭や草餅がおいしく、元気が出ます。

 終盤ご一緒した女性ランナーが、フル3時間30分台で走ると仰っていて、話の流れから年齢を伺ったところ、母親とほぼ変わらない年齢でその鉄人ぶりに度肝を抜かれました。令和最大の衝撃です。母親にも元気でいてほしいと思うと共に、自分が30年後にその速さで走るのは無理だと思いました。こんな形でトップアスリートにお会いできるとは……。(でも威圧感等は一切なく、とてもチャーミングな方でした。)

 畏敬の念を抱きながらあれこれお話を伺っているうちに気付けばゴール付近です。最後は一緒にフィニッシュして写真も撮っていただきました。Yさん、本当にありがとうございました。また能登和倉万葉の里マラソンでお会いしましょう。(年代別でぶっちぎっておられます。)

 アフター

疲れはないものの大体普段通りの補給をしてバスでうすずみ温泉に向かいます。露天風呂が特に気持ちよく、目を閉じて遠くに来たものだなあと、それだけを考える時間でした。ホテルのお弁当は豪華で、食欲が満たされます。

 食事後はバスで岐阜駅まで送っていただき、駅でお土産の岐阜銘菓松風を購入し、15時19分岐阜発17時42分大阪着の普通で帰りました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事を読んで少しでも走ってみたいなとか、根尾淡墨桜を見てみたいなと感じられた方がいたらとても嬉しいです。

大会を作って下さったぎふ長良川走ろう会の皆様、どうもありがとうございました!