参考になる(かもしれない)旅ラン日誌

きっと貴方が好きな大会が見つかります。

第7回大阪マラソン(2017/11/26) ほんまにめっちゃはよ走れるしおもろいで!大阪に遊びに来てや!

神戸マラソンの翌週だったため左程頑張るつもりもなかったのですが、応援がものすごく、あれよあれよと距離が進み自己ベストも出てしまいました。大阪に移り住んで約9年間、沢山あった辛いことを思い出したりするのかなあと思っていましたが、そんなこと考えている暇もないくらいの楽しい時間でした。

前日の森脇健児さんのトークで「住之江公園の柵にしがみついて間から応援してくれるんや」という話があり、実際に走ってみて「ホンマや!」と笑ったり、なんばの後で「ここからもう一つの大阪がはじまるのか」と思ったり、イベント全体を通して楽しめました。森脇さんの仰る通り「応援する人!走る人!支える人!みんなが主役!」のどでかい大会は大阪ならではの空気に満ち満ちています。

コースはフラットで幅も広いため、とても走り易いです。景色も変わるお陰で飽きずに走れます。御堂筋貸し切りとかすごい経験です。ご協力いただき本当にありがとうございます。これだけ沢山の支援を受けながら走れるランナーは幸せ者です。正に感謝マジックです!

新コースに生まれ変わる2019年大会も走らせていただきます。応援よろしくお願いします!

www.osaka-marathon.com

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f:id:savarun:20191018213601j:plain神戸マラソンの記事も書いてみましたので気になった方はご覧いただけると嬉しいです。

savarun.hatenablog.com

前日

抽選に漏れること幾星霜、とうとう大阪マラソンに出場できることとなり、前日受付にやって来ました。2017年も一度は外れたものの、何とミズノのキャンペーンで復活当選を果たしての初参加です。ミズノのシューズを愛用しているご利益があったのかなあと感謝しました。

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インテの入口前のパネルは撮影スポットです

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大阪で展示場といえばここ、インテックス大阪です

受付目指して進んでいると、ステージで我らが森脇健児師匠がめっちゃ盛り上げてはるではありませんか。コース解説も面白いネタ満載で、イキイキと躍動してはりました。たっぷり笑わせていただくと共に、大阪のど真ん中を走らせていただけることに感謝です。

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持ち時間30分の大半をスタートの森ノ宮エリアで使ってしまう安定感

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今ここでステージなんか見てる人はタイムなんて狙ってへんよ、等々

受付を済ませてエキスポへと進むと、やはり流石は大阪、ブースも沢山で歩いても歩いても終わりません。当時のウルトラマラソン世界記録保持者の砂田貴裕さん、女性芸能人最速ランナーの福島和可菜さんもおられておお、となります。砂田さんは初めてそのお姿を生で拝見しました。福島さんは2017年の函館マラソン終了後に記念撮影に応じていただいて以来です。

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生ける伝説の砂田さん。6時間13分33秒て、異次元過ぎるやろ!

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ミドリ安全の塩熱サプリは私も愛用していますよ

帰りにフィニッシュゲートを見ておきます。明日はどんな展開になろうともこの景色を思い描いて頑張るんや、という気持ちです。インテからコスモスクエア駅への道すがら、コースの最後の方もイメージしておきます。今まで何度も見たことのある景色ですが、大阪マラソン前日という状況ですので、また違った緊張感がありました。

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ここを思い切り駆け抜けることができれば

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もう本当ラスト数百メートル地点です

レース

起床6時20分、睡眠6時間程です。世間的にはスタート3時間前には朝食を済ませるのがよいとも言われていますが、あまり気にしていません。いつもの朝食+りんごパン半分くらいを食べ、アップルパイと大福は荷物へと入れます。経口補水液も準備しておきます。熱めのシャワーを浴びて目を覚まし、ワセリン、日焼け止めを済ませて出動します。大阪市民ですので、スタートは歩いていける距離です。

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シリアル大好きです

手荷物預かりからスタートまでの距離は私が知る限り最長距離でした。遠くて焦りましたが、8時10分くらいには到着しました。どうにかBブロックの前の方に陣取れたのでよかったですが、その後ランナーが沢山押し寄せてきましたので、あと5分遅れたら大変なことになっていました。15分だとかなり後ろになっていましたので、8時の手荷物預かり受付終了時刻の後に波が来るのかも知れません。早めの行動を心掛けるしかないですね。この辺りは新コースでも変わらないと予想されますので、2019年はとにかく早く行こうと思います。

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まずまず前の方を確保できました

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ヘリもバリバリと音を立てて飛んでいます


ちなみにスタート前は右側に陣取ると有名人を見ることができます(新コースは逆向きなので左かも。要するに府庁サイドです。)。流石は大阪だと思い知った瞬間でもあります。麗しの稲村亜美さんもおられましたが、何と言っても目を引いたのはブラマヨ小杉(敬称略)のでかさでした。友人も「でかくて驚いた」と言っていましたし、帰りの電車の中でも「小杉がでかかった」という会話が聞こえてきました。本当にでかいんです。この日は8.8kmの大阪マラソンチャレンジランに出場されており、結局タイムオーバーとなり完走は叶わなかったのですが、2018年はフルに挑戦されており、ガッツあるなあと思わされました。

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とにかくでかいの一言に尽きます。樽のような破壊力でした

今回は左膝に若干の痛みがあること、右腿裏がここ三回(大町アルプス、金沢、神戸)続けてつりかけていること、鼻風邪を引いてやや鼻呼吸がしにくいこと、単純に先週の神戸マラソンを頑張ったことから、自然なペースで走ることを一番のテーマにしていました。細かな点では、神戸の反省を踏まえて水を身体にかけないということも意識します。気温も低かったですし、癖を直そうと。

シューズはなかなか下ろしどころに迷っていたエンペラージャパンさんを選択しました。2017年度の勝負レースは2月の東京マラソンですので、それまでに一度は試しておきたいということでついにデビュー戦です。白くてカッコいいです。走ってみると反発も強く軽い、正に高速レース用のレーシングタイプだとよく分かりました。

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この後も数々の好記録をマークしてくれる相棒です

スタートロスは1分15秒くらいで済みました。見慣れた大阪の街を走り出すと、沿道の応援の多さにテンションが上がり、周りの流れにも乗ってスピードが出ました。最初は人が多過ぎて写真を撮る余裕がありませんでした。

上本町のアップダウンを経てエイドで給水した後、御堂筋逆走に入ってからようやく隙を見て撮影できました。大阪で生活していると、御堂筋を南から北へ走れるなんてちょっと信じがたい感覚です。レース前に、本当に御堂筋を逆走するんかいな……と思っていましたので、実際に来てみるとテンションも上がります。

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御堂筋を逆走できる日が訪れるとは……。

土地勘があるので、どれくらい走れば御堂筋が終わるのかもイメージでき、心理的にも楽です。淀屋橋もこんな風に走れる日が来るなんてとちょっと感慨深かったです。

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土佐堀通を東へと進みます

入りが4'31"/kmで予想より速く、次も4'22"/kmだったので、今日はいつもやらない、前半速く走る作戦を試すことにしました。と言っても自然に走っているだけで、別にしんどい速さではなく、膝に余裕を持たせてリズムに注意する感覚でした。後半落ちても別にいいやくらいの気分で走っていました。

京橋付近で折り返し、天満橋、北浜とお馴染みの街中を疾走し、中之島の方へと導かれていきます。沿道を埋め尽くして下さる応援の間から中央公会堂も見えてきて、今自分はものすごい体験をしているのだ、幸せ過ぎると一種の高揚感に包まれます。

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応援も本当に多く、夢のような光景でした

今度は南に折れて御堂筋を下ります。御堂筋貸し切りという贅沢さに感無量です。御堂筋を下り切った17km辺りの地点で3時間15分のペーサーに追いつきました。この集団で戦う気はないのであっさり前に出ることにします。この辺りで余裕も無くなってきたため、写真撮影は終了し、残りは淡々とゴールを目指すのみとなります。

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御堂筋からなんばまではすぐです

京セラドーム大阪の折り返しの後、橋を渡っている辺りでは何となく調子がいまいちな気もしましたが、中間点でほぼ1時間35分ジャストだったので今日は記録が出そうだと持ち直します。

なんばから3kmくらいはフォームの安定したランナーに付いていきました。通天閣は余裕がなく見られずしまいです。頑張っても目に映る時間はわずかと言われていますが。

25kmでジュースを取れたのはよかったのですが、曲がり角でいきなり現れた森脇師匠とはハイタッチできませんでした。それでも全身で応援して下さっている姿に元気が湧いてきます。

何も食べないのも寂しいので、27kmでバナナを取っておきます。徐々に疲れも出てきたものの、今回は事前に同僚が29km付近で待っていてくれると聞いていたので、ひとまずそこを目指して走りました。応援してもらえるのは嬉しいもので、また力が湧きます。結果として、25~30kmが最速の4'20"/kmでした。

30km過ぎからはキロ4分半でもベストは出るので、思い切ってペースを落とすことにしました。あわよくばしばらく休んで復活をと思ったのですが、流石にそう甘いものではなく、結局残りの距離はずるずると落としながら走るばかりとなりました。

30km過ぎではコーラをいただいたものの、そこから先は接触による消耗に耐える自信がなかったので、手持ちの経口補水液とゼリーで凌ぐことにしました。まいどエイドたこ焼きを食べられなかったのは悔やまれます。金沢よりエイド付近でのランナーの数が多く、また、正直タイムも狙えそうだったため、苦渋の決断でした。ファンランと割り切って食べまくることができない自分の心の弱さがもろに出た瞬間でした。

住之江公園の前では前日森脇師匠が「柵にしがみついて間から応援してくれてびっくりするで」と仰っていたとおりの光景に出合って笑い、速度を落としてからも太鼓で気合が入ったりで、とにかく楽しかったです。南の方でも応援が多くて本当に力をいただけます。結局35~40kmも4'31"/kmまでしか落ちずに済みました。土地勘があるから大体の位置が分かるのも大きいのですが、やはり応援の力は偉大です。

大阪マラソン(旧コース)の名物である南港大橋も左程無理せず、リズムだけで上ります。ここで左腿裏に少しつりそうな気配を感じました。ラスト2kmはいつもなら上げるのですが、グロスでベストは確実なこと、今回は元々勝負レースではなく燃え尽きは避けたいこと、連戦の疲れがあり怪我につながる恐れがあることから勝負は投げ、ほとんど上げずに淡々と走ります。

南港大橋の後はあまり人がいないとも言われますが、演奏もありましたし、自分の記憶ではやはり相当の方が応援に駆けつけて下さっていました。街中でもないエリアにあそこまで人が集うこと自体が大阪人のサービス精神たる所以なのだろうと思います。こういうエリアでの応援は本当に支えになりますので、よく考えていて下さるのが伝わります。

ペースは落としつつも歩いたりリタイアを考えたりすることはなく進み、地味ながら無事にフィニッシュできました。ボランティア参加で手荷物渡しをされている課長(50代でベストは3時間22分台の大先輩ランナーです。)の所へご報告に伺い、健闘を称えていただきました。こういう経験は初めてでしたので、やはり大阪は自分の地元なのだとありがたい気持ちになりましたし、いつもにはない満足感のある大会でした。

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メダルもタオルも素敵なデザインです。エンペラージャパンさんもありがとう

走り終わった後の全身のダメージは明らかに神戸より軽く、着替えの際に脚や腹筋がつることもありませんでした。塩熱サプリを5kmと25km付近で投入した効果もあったのかもしれません。全体181spm(神戸は183spm)は、今思えば少し低いですね。膝のタメとリズムで押していくことの意味は、まだ掴めていない感じです。

アフター

終了後は友人と軽く打ち上げです。年に一回会えるかどうかくらいの関係ですので、近況報告と、離れても戦い続けることを約束しました。と言ってもまた関西に来ることもありますし、こちらも関東遠征はありますから、今生の別れではありません。2018年の東京マラソンではボランティア参加されていたのでレース後にお礼を言いに行けましたし、2019年の大阪城トライアスロンでは私が応援に行きました。それぞれに存分に人生を楽しんでいこうと、力を込めて握手しました。

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走った後はやはり肉です

これは2019年以降は不要な情報ですが、会場からコスモスクエア駅まではおそらく送迎バスに乗った方がよかったです。歩きは大渋滞でしたので。帰りのコスモスクエア発の電車は前の車両が比較的空いていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。大阪人以外の方も大阪マラソンおもろそうやな、走ってみよかなという気持ちになっていただけたなら本当に嬉しいです。そして大阪に遊びに来ていただければ、大阪人一同歓迎いたします。

大阪の真ん中をこんな風に走らせていただけるとはとてつもない大会だと、住んでいる身としてはより強く感じるものがありました。応援もものすごく多いですし、ボランティアスタッフの対応も素晴らしかったですから、そりゃ頑張るしかありませんよ。縁あって大阪に来てよかったと心底思った初めての日になりました。

大阪の皆様、毎日お世話になっておりありがとうございます!マラソンに限らずこれからもよろしくお願いします!

後日談(大晦日森脇健児陸上部公開練習)

ここ数年はほぼ毎年、森脇健児師匠が晦日公開練習を開催しておられ、誰でも予約なしで気軽にふらっと参加できます。2017年は大阪マラソンTシャツを着て、お礼を言いにいくことができました。前日イベントのマラソン漫談や、当日の応援について等、直接お話しさせていただき、とても喜ばしい一年の締めになりました。森脇さんは会いに行けるアイドルのような存在で、ファンとも気さくに接して下さりますので、これからも応援していきたいです。そもそも私が走るのも楽しそうだなと最初にふと思ったのは、KBS京都で『走る男』を見た時でしたから。

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和気あいあいとジョグやストレッチです

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近くで見ると身体も締まっていますし、目元がきれいです

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サインをいただいた闘走心Tシャツはは大事にとってあります

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。