参考になる(かもしれない)旅ラン日誌

きっと貴方が好きな大会が見つかります。

鳥取マラソン2020(2020/3/15【開催中止】) 無観客試合なんかじゃなかった!駆け抜けた、砂丘から因幡万葉の里への道!

4年ぶりの参加を楽しみにしていたものの、新型コロナウィルスのせいであえなく開催中止になりとても残念に思っていました。でも、ふと土曜の朝に天気予報を見て「やっぱり行きたい!」と思い立ち、宿を予約してバスに乗り込み、鳥取へと向かいました。

走ってみると、鳥取砂丘からスタートという自然の神秘と迫力を満喫できるとてもいいコースもさることながら、私設エイドで応援して下さる方沿道で声援を送って下さる方がおられ、独りではない、無観客試合なんかじゃないと思いながら、幸せな気持ちで走らせていただきました。何と最後は競技場も開けていただいており、本来のマラソンと同じ場所でフィニッシュを迎えることができました。

いい思い出だけでまとめたいところあえて書きますが、あくまでも自主的に走っているにせよ、このご時世だからこそ、周囲への配慮、ルールには敏感になるべきです。これだけ咳エチケットという言葉が広く膾炙している中で唾を吐くのは言語道断でして、一人でもマナーが悪いランナーがいると、今後、大会開催を否定する意見が力を増してしまい、私たちが大好きで仕方がないマラソン大会がまた遠い存在になりかねないと思います。

走って終わりというわけではなく、鳥取の魅力を堪能することもできました。ベニ屋さんのカレーは二度も食べましたし(インド氷も美味でした)、鯛喜さんの海鮮丼豪華は人生で必ず一度は食べておきたい至高の逸品です。光と影と砂の織り成す鳥取砂丘の圧巻の光景、歴史をそのままに止める仁風閣の威容、湖だか山だか池だか謎が謎を呼ぶ湖山池スーパーホテル鳥取駅前さんの笑顔が素敵なスタッフさんと豪華朝食バイキング等々、楽しい思い出がいっぱい出来ました。本当、思い切って来てみてよかったです。

鳥取の皆様、本当にありがとうございました!また遊びに来ます!

www.nnn.co.jp

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 前日

朝起きて天気予報を見ると、鳥取は降水確率が低いようでした。ここでふと思い立ち、急遽遠征の支度を進めました。

荷造りもできたところで軽くジョグです(8.840km,1:00'00",6'47"/km,185spm,シャドウ)。 雨の中張り切って走り、戻ってから体幹も一式やりました。

冷蔵庫の中の整理と栄養補給を兼ねてしっかりと食べます。鯖塩焼きに大根おろしポン酢。厚揚げにも大根おろしポン酢。大根のさっぱりした味と魚の脂が絡み合うのがたまりません。サニーレタス、小松菜、人参、ほうれん草、ブロッコリー、セロリ、ワカメ、チーズ三枚のサラダにも大根おろしポン酢。卵と甘酢梅牛乳。卵も付けて今日も最高の気分です。ごちそうさまでした。

実家からマスク等と共に送られてきたピーナッツ太鼓もおいしくいただきました。炭水化物38gのうち大半が糖質でしょう。お菓子はうまいですね。

更におきなわマラソンの際にうるま市のブースで買ったビーグ(い草)入りのクッキーも堪能しました。優しい香りと味で幸福感が増しますね。沖縄も行ってよかったなあ、やはり旅ランあってこその出会いだなあ、と改めて感謝の気持ちを抱きます。

無事15:10阪急三番街発のバスに乗車しました。予想通りがら空きで周囲との距離も十分な上に、そもそも対面で話すこともないので大変安全です。当然シートも倒し放題です。僅か三時間で着きますし、ビビる要素は全くないですね。明日は好天の中で仮想鳥取ラソン、明後日は荒天ですが逆に雪の鳥取砂丘が見られるかもしれない、等とあれこれこの先の楽しみについて想像を巡らせます。

安富PAにてご休憩。こちらでは大山牛乳モナカを購入しました。そうでした、大山の牛乳は特においしいのです。初めて口にした時、子供心に驚いた記憶があります。一言で言うと“濃い”気がします。やはりバス遠足は楽しいですね。 

17時過ぎには到着です。日本交通さんに無事に送り届けていただきました。阪急三番街から鳥取駅まで大体三時間ですから近いものです。乗客が自分も含めて9人という非常に厳しい状況ですが、バス会社さんがあってこそ楽しい旅行が成り立つわけですから、一緒に頑張っていきましょう。

今日のお宿はスーパーホテル鳥取駅前さん。丁寧なスタッフさん、きれいな館内、更に朝食まで付いて二泊9400円とは申し訳ないくらいですが、泊まらないよりはましでしょうし、ウィンウィンということでお願いします。歯ブラシをお返しするとお菓子が貰えたり、コーヒーがおいしかったりで感謝です。

夕食は行きたくて仕方がなかった喫茶ベニ屋さんチキンカツカレーをいただきました。四年前は月曜の朝に食べたんだよなあと懐かしみつつ、カツとカレーが見事に調和した(各々主張が強過ぎない)その完成度にため息が漏れます。チキンカツは衣がごつくなく、スプーンで切れる柔らかさで、違いを感じます。

まちパル鳥取さんではお土産物を見つつ、とりあえず今日のところはホイップメロンパンを選択しました。大山牛乳使用と言われると抗えません。よく冷えていて甘みも程よく、おいしかったです。

たしか傍にスーパーがあったよなあと微かな記憶を辿り少し歩いたところ、エスマートさんに再会。野菜を求めてお惣菜コーナーに行き、安くなっていたものばかり買ってしまいました。吝嗇ですみません。サーモン、鶏もも串はチーズと合うし、切り干し大根、きんぴらごぼう、茄子の天ぷらまで。満足です。

ふんわり焼きは明日終わった後に回したものの、菓子パンを食べたので、今日一日で糖質は普段より250gくらい余分に摂っていると思います。チーズは72g(4枚)は食べ、一日でトータル200gは堅いでしょう。食べ過ぎですが、たまにであれば特に問題ないはずです。いつものフルはもっと食べていますし。 

レース

レース前

0:10消灯6:20起床です。水分を沢山摂ったのと久々の遠征で昂ったのでやや眠りが浅かったですが十分です。それにしても朝食バイキングが素晴らしくて嬉しいです。あご天、白バラヨーグルト、カレー、さわら西京漬け、エビチリ、スクランブルエッグ、ソーセージ、筑前煮等々豊富なラインナップでした。

食べ過ぎないようにしなきゃと言いつつ、おかわりしてします。おいしいのでついついエンドレスに食べてしまいそうです。この時点で速く走るつもりなど一切ありませんね。私の特技はおいしく沢山食べることです。フル直前に食べた量としては過去最高だと思います。

装備ですが、鳥取ラソン2020Tシャツ、いわきサンシャインマラソン手袋、能登和倉万葉の里マラソンキャップにアームウォーマーという錚々たる顔ぶれで走ります。この見事な黄色は自分のコレクションの中でも珍しい色です。冷えそうなのでタイツも持ってきました。ランパンとソックスはいつもの本番用です。

体調も良く、シューズもエンペラー3ではありますが、コースもよく分かっていませんし、歩道を走り信号でも止まるため、時計を止めつつマラニック的にのんびり回れれば十二分です。昨年の根尾淡墨桜33kくらいの気楽さでいきましょう。万一私設エイドがあれば全部止まります。

地図とお菓子が多いのはいつものレースと勝手が違いますが、練習+αだと思えばこんなものです。忘れ物があったとしても、あとは現金と体力で何とかしましょう。シャワー、髭剃り、ワセリン、日焼け止め、テーピング(今回はニチバンです)はいつも通りです。お腹いっぱいで重いながらも満足感のある身体で出発です。

天気もいいし、今日はどんな一日になるか楽しみです。ループ麒麟獅子バスだと8:25鳥取駅発でも9時スタートは難しいので、8:08鳥取発8:22福部着、4km強ジョグの方がよさそうと判断しました(結局間に合いませんでしたが)。宿からジョグも考えましたが、距離が8km以上というだけでなく、上った坂をすぐに戻るのは流石に辛いですし、一日が長過ぎて終盤飽きそうです。

たった一駅で何もないという……。いいね!

長閑な景色をジョグしつつ、砂丘へと向かいます。本当はもっとゆっくり景色を楽しみたいところではありましたが、はやる気持ちもあり、それらが入り混じったままに、キロ6くらいで進みました。砂丘へと続く上り坂、らっきょう畑や歩道一つ取っても日常とは異なりますのでワクワクします。

砂丘海岸からは美しい日本海の姿が望めます。絶好のマラソン日和です。オアシス広場にも沢山のランナーさんがおられました。皆、走りたくて仕方がないんですね。よくわかります。ちなみに、オアシス広場からスタート地点まではまだ少々ありますので、日本海の写真を撮ったりしているうちに9時スタートは不可能になってしまいました。

スタート前にアミノプロテインを一つと、プロテインバー半分を食べました。前者は、一応筋肉を守ってくれるかなという期待から、後者は、単に遠足気分でお菓子を食べたかったからというだけの理由です。朝食を食べ過ぎているため、むしろ満腹感がありましたが、お菓子は別腹ということです。

レース

前半 

スタートの少し下には、わざわざ応援幕を持って立っていて下さる男性が。本当に嬉しいですとお礼を言い、9時10分にスタートです。鳥取ラソン2020、幻とはなりましたが笑顔で走らせていただきます!絶好のマラソン日和と応援してくださる皆様に感謝です。今日も一日よろしくお願いいたします!

高低図から一目瞭然ですが、スタート直後にいきなり上るのが鳥取ラソンです。記録を狙うぞと意気込んでいても、ここで早々に挫折する可能性すらあります。今日は特にタイムは気にしないので、坂を上ってゆっくりと写真を撮ります。こちらの男性は、「坂で待ってるよ!」と笑顔で送り出して下さりました。「また後でお会いしましょう!」と手を振って再会を誓います。実際、この後で二度も応援していただくことになります。

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大音量のゆず『栄光の架橋』が力になりました

砂丘会館やリフト、砂の美術館はこんな感じだったのかと、前回は慌ただしく走り去った景色を確かめるように進みます。

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序盤からいかにも鳥取らしい、砂丘周りの道を走れます

右折して、右手に鳥取砂丘を望みながら坂を下ります。これだけでドキドキしませんか。走ってみたくなりませんか。

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鳥取に来たのだと実感する景色です
砂丘トンネルを抜けると大きく下り、そのまま市街地へと向かいたいところを左折して迂回します。もうこの辺りで道が分からず、他のランナーさんに道を譲ってついていったり、応援のサイクリストさんに尋ねたりしました。

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砂丘トンネルを抜けて下ると、しばらくは平坦なコースになります
本来であれば5km付近で第1エイドがあったんですね。コース図を見て、ああそういえば4年前は、エイドのコップが大きいな、流石コカ・コーラさんが協賛しているだけあるなあと思ったことを思い出しました。
この辺りで、少しの間地元のランナーさんとお話ししながら走りました。大阪から来ましたとお伝えすると驚いておられました。フィニッシュ後にもお会いでき、とても楽しかったです。

丸山交差点へと向かう道は覚えていました。あの歩道橋の所を左折するのだと懐かしく思い出します。甲冑や刀剣の展示で名高い渡辺美術館もこの通りにあるのですね。

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歩道橋の階段にも応援して下さる方がおられました

丸山交差点を左折すると少し直線を進みます。その後左折して大通りから外れて、久松公園、仁風閣エリアを通ります。ここは鳥取市街地の観光名所として外せない場所です。わざわざここを通らせていただくコース設定は心憎いですね。この先の鳥取県庁にエイドがあったことはよく覚えています。

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指のせいで白亜の洋館仁風閣の姿がイマイチなのが悔やまれます

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庁舎街も抜けていきます

この先はいよいよ土地勘がなく、記憶もあやふやですので、コースがわかりません。吉方交差点でおおよそ10kmです。左折してよいものかも分からず、適当に周囲を窺いつつ走ります。JRの高架を過ぎて少し行くと岩倉地区です。

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交差点の信号待ちはコース確認タイムでもあります

どうやら宇倍神社の駐車場まで来たようだということは理解しましたが、肝心の宇倍神社がこれだという確証が持てないまま、川沿いの道に出ます。大伴家持の歌碑がどこかにあるらしいということと、因幡万葉歴史館があるということだけは分かりました。

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川沿いはなかなか気持ちよく走れます
中盤

おおよそ15km程で折り返すのだということだけを頭に入れて、川沿いの道をただ行きます。前を走っているランナーさんが橋を渡っている姿が見えて一安心です。

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どの橋を渡るのかは、土地勘がないとさっぱり分かりませんね

橋を渡ってすぐの所に、お水とチョコレートを用意して下さる私設エイドのお父さんがおられ、とても助かりましたし、その心遣いが胸に沁みました。「100人くらい来ると思います」とお伝えすると、「そんなにいるの?そりゃ大変だ」と楽しそうに仰っていました。笑顔でいただき、記念撮影もさせていただいた上で、再出発です。

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肉体的にも精神的にも助かりました

コースは基本的に長閑な風景の中を走るものです。同じような景色が続くせいか、平地が多いはずなのにスピードが出ている感じがせず、実際にそれ程速く走れないという印象です。それでも気持ちいいので、別にいいんです。

なお、朝食は中間点くらいまでは消化し切れず、重たい感じがありました。あの程度の量を7時10分くらいに食べ終わった場合の吸収具合を確認できたのは収穫です。勝負レースではもっと少な目にしようと思います(当たり前)。

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畑の中のフラットコースを進みます

おそらくこの先に少し上りがあったのですが、そちらでも砂丘におられたお兄さんが先回りして下さっており、栄光の架橋とファイト横断幕で力を与えていただきました。手袋を嵌めていたせいで写真が撮れず残念ですが、その気持ちは確かに受け取りました。「ありがとうございます!」と笑顔でお礼を言って走り続けます。

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ところどころ上りがあったりもします。易しいコースではないですね
津ノ井駅の踏切が見えたところで左折することは分かりました。そしてこの先中間点でグルっと回る大きな道路があるのですが、ここがなかなかしんどいのです。4年前は、結構きついぞと、鳥取ラソンの厳しさをひしひしと感じた場所でもあります。

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グルっと回り、グッと上るという、結構堪えるやつです

今回は別に頑張る必要もないので、カロリーメイトゼリーを飲んだりしながら軽く走っていたのですが、やはりビジュアル的にも難所であることは間違いないです。上った後はしばらく下り、平地を颯爽と駆けてから左折し、とりぎんバードスタジアムを目指します。ここの交差点でも地元の若い男性に道を教えていただきました。ありがとうございます。

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右手奥にバードスタジアムの姿が見えます

自分の時計ではバードスタジアムで25kmでしたが、どうもスタートから少々ずれていたようです。この時は特に気にせず走っていましたが。前回はこの時点で結構やられていたので、バードスタジアムの景色は全く覚えていませんでした。今回確認できたことで、次回の本番につながろうというものです。

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こんなに立派だったのに記憶にないとは……。

バードスタジアムを左折してからも空と緑がきれいな直線を走ります。この辺りでは向かい風が強くなっており、しばらくは辛抱だなと考えていました。

大会のない日に走るということに限られず、自分は一体何のために走っているのかを考える時間でもありました。“好きだから”という言葉に凝縮してしまうと、その言葉に込められた小さくて大事な一つ一つを忘れてしまいそうです。別に走っている時間がずっと楽しいわけでもありませんし、退屈に感じることもあります。

自分はまだやれるのだということの確認や、身体を動かすこと自体がもたらす脳や血管の活性化、変わりゆく景色の中で感じられる非日常感、この先にあるであろう苦しみとそれを凌駕する喜びを感じたいという希望、そういったものが入り混じって、浮かんでは消え、全体としては何を考えていたかあまり覚えていないというのが、走っている時の状態と記憶です。この感覚は現時点で、他では得難いものですので、走ることがやめられず、大会の有無を問わずにこうして走っているのかもしれません。

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何だか同じ場所を走っている気がしますが、気のせいです

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千代川沿いの道も風が強かったです
後半

向かい風も折り返せば順風になるので構わず進みます。ついに円通寺橋までやって来て待望の折り返しです。本来であればここを渡った先にはエイドがあり、梨をいただけたのですね。次回の本番では確実に味わいたいと思います。

川沿いを上る道は、遠くに見える道路の様子がそうじゃ吉備路マラソンに似ているなとか、橋を渡っていく光景は紀州口熊野マラソンでもあったよなあと過去の大会の数々を思い出しながら走っていました。

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橋の上からの眺めも気持ちの良いものでした

折り返してしまえばこっちのものです。順風にもなりましたし、ここからは楽に走れるはずです。川沿いを行く道は黒部名水マラソンを思わせるものがありました。

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川沿いを折り返してゴールに向かう時間はいつも好きです

少し行くと、大体30km地点になりますが、顔なじみのランナーさん達のために、車のトランクにスポーツドリンクとお菓子を用意された女性がおられました。見ず知らずの私ではありますが、この私設エイドに快く受け入れていただき、バウムクーヘンもおいしくいただきました。「給水がないと辛いことはよく分かるので、沢山飲んで行って下さい。」と温かく接していただき、心より感謝しています。「この後35km過ぎの急坂と競技場手前の緩い上りがあるんですよね。」とコースの話をしたりして、しばしゆっくりと過ごしました。この応援の力で、また元気が回復しました。

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甘いバウムクーヘン疲労を癒してくれます

この後高架を潜って右折するとしばらく直線が続きます。ここでようやくピッチを確認し、概ね188spmと表示されていることを認識します。スピードは特に求めていませんので、今日はこのまま絶対に苦しくならないペースで最後まで行こうと思っていました。このエリアは順風でしたので特に楽でした。

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直線が4km程続くでしょうか

長い直線もはまゆうで左折して終わりを告げます。おおよそ35km地点になります。ここから最後の上りに向かっていくことになります。

4年前はここで強烈な眩暈に襲われ、失神しそうになった記憶があります。あの時は必死にゼリーを飲んで凌ごうとしたのですが、少しでも呼吸が乱れると前が見えなくなったため、どちらかというと酸欠の方が主な要因だった気がします。当時はまだ2週間毎のフルに慣れておらず疲労も蓄積しており、かつ下手なカーボローディングもどきで調整に失敗し、二日前の明け方に両ふくらはぎが激しく攣る等、ぼろぼろの状態だったので、今回はあの悲惨な記憶を払拭したいという気持ちもありました。

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ここです。はまゆうで左折するのです

この辺りでは雨が降り出し、おお流石日本海側、さっきまで晴れていたのに天気が不安定だぞと感心しながら走ります。北陸の大会もそうですが、3時間も安定して晴れ続けるなどと期待する方が間違っているのです。少々寒いのとスマホの操作がやりにくいのが難ですが、気長に走っていればそのうち雨も止むというものです(止まないこともありますが。)。

自分の記憶では左折後割とすぐに上りだったはずなのですが、実際はもっと先でした。高架を抜けてリコー等の工場の脇を通り、もう一度左折してからです。今か今かと待ち続けた坂にさしかかると、遠くの方から音楽が聞こえてきます。間違いありません、砂丘と15km過ぎの上りでも応援して下さったあの男性だと確信しながら、坂を上っていきます。雨の中でも笑顔で「頑張って!あともう4kmだよ!」と声援を送って下さるこの方の存在がどれほど心強かったことか。必ずまた再開して、直接お礼の言葉をお伝えしたいです。

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どんどん近づいて行くのが嬉しかったです

この上りは前回かなり辛かったのですが、その後全国の大会を経験していることもあり、今回はそこまで苦しくなることもなく、”能登和倉万葉の里マラソンでもこのくらいの坂はざらだよな”くらいの感覚で通過することができました。派手に肘を飛ばすこともなく、少々のペースダウンは受け入れた上で、ピッチ主体で無理なく上っているうちに上り切りました。田沢湖ラソンの場合はもう一段階上るのですが、鳥取ラソンは一山越えれば許してもらえます。

上りの後は気持ちのいい下りで、視界も開けます。天気も回復してきました。終盤の坂をクリアした後に晴れ渡ってくれるとは、なかなかドラマチックではありませんか。

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青空が戻ってきてくれました

この後は川沿いを上っていくのみですから迷うこともありません。大体40km辺りで陸上競技場への道路標識も現れ、もうあと少しで終わってしまうのだなあと寂しいものも幾分感じました。この辺りになってくると前方の遠くに人が見えるか見えないかくらいになってくるのですが、こういう光景はウルトラマラソンではお馴染みですので、そのメンタリティで気長に走っていました。

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いよいよ最終盤にさしかかりました

左折してから競技場に辿り着くまでに、最後の緩い上りがあります。多くの人にとってこの上りは地味に堪えますし、実際前回の自分もそうだったのですが、今日は余力を残していますし、“奈良マラソンの鴻池前の方がしんどいよな”と考えていました。

折角ここまで走ってそれなりに脚に疲労物質も溜まっているでしょうし、このままダラダラ走って終わるのも勿体ないので、ここから1.5kmくらいはビルドアップで締めようかと考え、上りからペースを上げました。普段のポイント練習でやっている15kmのゆるいビルドアップ(ラスト1kmだけレースペースより速くして、後は適当)に毛が生えたようなものです。

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緩く上って下るのですが、疲れ切っているときつい場所です

下りに入って整備された広い歩道を進みます。前回は確かこの直線であのおかま道さん(ピンクのガウンを着て走られるランナーさん。西日本の大会によく出られているようです。)をギリギリでかわしたんだよなあと思い出していました。同じ大会に二度以上出ると様々な記憶や思いが去来して、自分が生きてきた時間に確かなものを感じ取ることができます。

ついに競技場前まで辿り着き、左折して敷地内に入ると、何と競技場の入口を開けていただいているではありませんか。何と粋な計らいなのかと感じ入りながら何枚も写真を撮ります。

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まさか入らせていただけるとは!

競技場内に入り、直線の先には既にゴールされたランナーさんとその仲間達がおられました。自分はGPSの距離が足りなかったため、ここからトラックを二周追加しました。最後一周で時計を見るとキロ3分50秒台は出ていましたし、ある程度本番のスパートに活かせるかなと思います。40km以降はアベレージキロ4分18秒でしたから、後半はそこそこの速さで走れました。ありがとうございますと唱えながら、笑顔でフィニッシュさせていただきました。

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幻のゴールが見えます

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次はここで本当のフィニッシュを迎えたいです

走り的には、とにかく疲れないようにするという意識くらいで、特に危なげなく走れた感じです。時計は信号待ちやコースアウト時に止めているので、参考でネット3時間20分45秒でした。グロスでは3時間35分くらいです。食べ過ぎたり風が強かったり雨が降ったりしてもこれくらいなら特に難なく走れるようになりました。前回はグロス3時間26分台で、あれはあれで失神寸前でよく頑張ったとは思いますが、この4年間の成長も実感できました。

補給は二度の私設エイドでいただいたドリンクとお菓子、経口補水液ジェルフラスコ1つ半、スポーツ羊羹あずき一本、カロリーメイトゼリーとアミノバイタル赤を半分ずつで足りました。強めの風が身体を冷やしてくれたお陰で脱水もありません。トイレも終了後すぐに行けましたし。回復目的で、とりあえず残りのゼリーとアミノプロテインプロテインバー半分を食べました。今思えばもう少し水を飲んでおきたかった気もします。 

アフター

レース後

あまり汗もかかずに終わりましたし、宿まで疲労抜きジョグで帰ります。しかし折角ここまで来たのだからと、リカバリーおじさんは湖山池へと足を運びました。青島は桜に菜の花、苔などが楽しめていいですね。展望台からの眺めも気持ちいいです。それにしても湖なのか山なのか池なのか、初見の人を惑わせる不思議な名前ですね。
結局ジョグは12kmになりました。シューズがレース用なのと、真ん中の42kmがそれなりのスピードで癖がついていることにより、遅く走れなかったのがやや不満ですが、いつものことです。四年前には存在しなかった(と思う)スタバに感心して宿に帰還しました。
回復のため、今あるものは全部食べましたが、もう少し水分と甘いものが欲しいところです。シャワーだけでは物足りないので、ラグジュアリーな温泉か地元の銭湯か、どこに行くか思案します。県庁所在地に温泉が湧いている地域は珍しいですから、鳥取温泉のどこかで心身をリラックスさせない手はありません。

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たんぱく質と糖質を補います
国指定重要文化財仁風閣、16時半までに入館の必要があったため急ぎで行って来ました。明治40年建築、当時の皇太子殿下の山陰地方行啓の宿舎ということで、らせん階段、ベランダから見える宝隆院庭園、命名者である東郷平八郎の書等、貴重な歴史的資料がそのまま存在しています。ここは鳥取観光では外せませんね。
なお、トリパス(無料パスポート)を使えば150円の入館料が120円になります。元々タダ同然ではありますが、気持ちということで利用させていただきました。
 
一階では、暖炉、マントルピース、「天気晴朗なれども波高し」の書、宝隆院庭園等を観賞することができます。

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フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした建築です

二階では、上掲の東郷平八郎直筆の書に迎えられ、御座所、謁見所等を見学できます。重厚な空気に、当時への思いを馳せます。らせん階段は通れませんが、上と下から眺めて、この木は一枚でできているのか等と感心してきました。

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当時の宮廷建築の第一人者たる片山東熊博士の威光を感じます
なお、一部で人気のるろうに剣心実写版ロケにも使われたそうです。 
 
中心部へ帰る途中、雨が強くなって困ったのですが、少し待つと止んでくれて、ふと鳥取城跡の方に目をやると、虹がものすごく近くにできていて驚きました。雨が多く天気の変わり易い地域ならではの僥倖でした。

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こんなに間近で虹を見たのは初めてです
今日も今日とて喫茶ベニ屋さんカツカレー。壁には著名人のサイン色紙が沢山あり、たあじん氏の、深みのあるルーに後乗せサクサクのカツという言葉が全てを物語ります。てかルーが輝いています。もう一つの名物インド氷はココア味のかき氷で、これは期待以上の相性です。チョコ好きにはおすすめです。

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連日来てしまいます。本当にうまいです

まちパル鳥取さんでは鳥取県産ブルーベリードリンク、砂丘ごぼう、すなチョコ、砂丘珈琲ラスク、種実のチカラを購入しました。ブルーベリードリンクは早速いただき、その絶妙の酸味と甘みが脳にガツンと来ました。視力も良くなった気すらします。 
ラスク、種実のチカラ、すなチョコはデザートとしてコーヒーと共にいただきました。ラスクはサクサクとおいしく、平らげてしまいました。種実のチカラは果実が入って自分好みです。すなチョコはやはりきな粉で、ビジュアル的になかなか秀逸ですし、ココアパウダーも効いていておいしいです。

なお、四年前も書きましたが、この並びには石破茂事務所があります。最強。勝てるわけがありません。

折角ですので観水庭こぜにやさんの麗しきお風呂を選択しました。ミネラル豊富で回復によさそうです。しっかり全身の筋肉を緩めることができ、来た甲斐がありました。時期的にやはりと言いますか貸し切り状態で、個人的には快適でしたが、早く観光客が以前の水準まで戻ることを祈ります。

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やはり高級なお風呂は幸福度が違いますね。ゆっくりさせていただきました

お酒を飲まない上に明日の海鮮丼がメインで、野菜も食べたいなとエスマートさんに入った結果、まあこうなりますよね。牛乳だけは高級ですが……。ごまごぼう、こごみの天ぷら、チキンバー、チキンカツにチーズ五枚。いずれもおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

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お惣菜が充実していました

22時には洗濯も終えて今日のミッションは完了です。結局一日で64km程走ったようですが、明日朝は天気が悪くて走れないでしょうから均せば普通です。明日はバスで砂丘まで行き、鯛喜さんで海鮮丼を食べれば目的達成ですが、全ては天気次第です。梅原猛訳注の歎異抄を読んで寝るとしましょう。 

翌日

23:20には消灯したものの、コーヒーの飲み過ぎが祟ったのか夜中覚醒してからいらぬことを考えてしまい、あまり眠れずでした。5時50分頃には起床です。真っ暗な室内でも大きな窓の外を上から下に次々と流れる大きな雪が見えて、村上春樹的な何かを感じました。腹筋の両サイド下の方が筋肉痛強めです。お天気的にはお散歩に行けるのかしらと恐々宿の外に出ます。

意外と晴れていましたが、張り切って遠くまで行くと確実に降られるのが日本海側の掟ですので、近所を巡るに止めましょう。そして朝食をよりおいしくいただきましょう。(長袖一枚だと寒いです……。)

開始一分で雪が強まりましたが、基本的にアーケードから出ないようにして身を守りました。雪の鳥取砂丘を見られるかもという期待が高まります。

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この荒れた天気が日本海側の本来の姿です

途中、リスクを冒して外へ飛び出し、久松公園の方にも行きました。やはりこの界隈には行っておきたいなと。大して濡れずに、かつトータル60分確保できたのもよかったです。四年前に秀吉による兵糧攻めの歴史を知った時は凄惨な城内の様子とその結末に戦慄しました。その時は更に城跡に上ってみたのですが、何もないその跡と、急峻な山道が何とも重く残酷なものを感じさせ、強い印象を受けました。

今日も素晴らしき朝食バイキング。スモークチキン、茄子の肉挟み、アジの塩焼き、卵焼きと、昨日とはメニューが違っていて、おいしくいただきました(当然おかわりです。自分一人で成人男性3人前くらい食べてしまったのでは……。)。ごちそうさまでした。スタッフさんも明るくて丁寧な方ばかりで最高です。スーパーホテル鳥取駅前さん、ありがとうございました。(なお、この後部屋でチーズ二枚とすなチョコを食べきりました。経験上、フル翌日までは気にせず食べて大丈夫です。)
 
使わない歯ブラシを返却するエコひいきサービスでお菓子をいただき、スタッフさんに快適でしたとお礼をお伝えして出発です。来年は鳥取ラソンが無事に開催されますようにといった会話も交わしました。

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鳥取と言えばやはり梨でしょう

そして目指すは勿論鳥取砂丘です。9:10発は逃したので、9:40発に乗り込みます。0番乗り場から380円です。

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雷鳴が轟いていましたが……。

鳥取砂丘にやって参りました。雪で白い砂丘には会えませんでしたが、本来の姿に雨に降られることなく包まれて喜んでいます。沢山の緑や青が混ざった日本海を望む大パノラマは圧巻ですし、強風で砂が走る様子もこの場に立ってこそ味わえる醍醐味です。遥々大阪から来た甲斐がありました。

砂丘は本当に素晴らしかったのですが、強風のため動画の音声がうるさいのが難点ですね。砂と光と雲の影とが、本っ当に美しいのです。

憧れの鯛喜さん海鮮丼豪華(蟹、鮪、いくら追加)!ふぐも鯛もしめさばもさよりもひらまさもたこもかれいもいさきも新鮮で肉厚、こんなにきめ細やかなお刺身が食べられて奇跡かと思う程幸せです。時間も忘れ、口の中が全身になっていました。今回の遠征を決めた大きな要因の一つがこの鯛喜さんの海鮮丼だったのです。人生で一度は訪れるべき場所です。ごちそうさまでした!(一日の提供数は限定されていますし、予約客優先のため、10時半頃に入店し、ばっちりいただきました。)

鳥取砂丘ビジターセンターでは、鳥取砂丘の成り立ち、保全の努力、生物等について展示があり、休憩もできてありがたいです。半円状ドームシアターのすなくら(写真二枚目)の映像は時間が無くて見られなかったので、次こそは。砂丘自体は開発の中で姿を消してもおかしくなかったのですが、生態系も含めたその貴重な価値に気付き、未来へと残そうと努力を積み重ねて来られた先人達に敬意を抱きます。
もう少し周囲を歩いてみると、あの景色の先はどうなっているのだろう、行ってみたいなという大自然の作る光景特有のワクワク感に駆られました。自分のランの根底にはそういう要素があるのですが、特にウルトラマラソンはそれが強いように思います。この先もまだまだ、その気持ちは湧いてきそうです。

砂丘会館にて梨味カルピス梨ソフトをおいしくいただき、鳥取気分を満喫します。最後は、鳥取ラソンスタート直後の激坂(ここで早くも心折れる笑)を上から見下ろして砂丘に別れを告げます。次に来られるのはいつか分かりませんし、今回来ておいてよかったです。何だか少し、ほっとしました。生きているうちにまた来られたのだなと。

すなば珈琲タルトもいただき、やるべきことは概ねできたと思います。コーヒー豆が効いていてうまいです。砂丘らっきょう、板わかめ、とうふちくわ、コーヒーラスクに加え、不要不急の買い物として白バラ牛乳クリアファイルも購入しました。このデザインはスルーできません。

今回は鳥取ラソンが開催中止となり、直前まで来るつもりはなかったのですが、土曜の朝に天気予報を見て急遽思い立ち、来てみて本当によかったです。仮想鳥取ラソン、カレー、海鮮丼、砂丘、全てが貴重な思い出です。次は本物の鳥取ラソンでお会いできますよう。ありがとう鳥取、また会う日まで。

家に帰るまでが遠足です。安富PA白バラ牛乳バーをおいしくいただきました。クリアファイルを見る度にこの味が甦ることでしょう。(智頭の辺りでは雪が酷かったですが、安富では止んでくれて助かりました。)

帰りはOCATまで2時間50分、文句なしのサブスリーで送り届けていただきました。日本交通さん、ありがとうございました。
いつまでも鳥取の極上海鮮が食べられるわけではありません。ハレとケの切り替えが大切です。サニーレタス、人参、小松菜、セロリ、アスパラ、ゴボウ、ワカメ、チーズ二枚にオリーブオイル。卵と納豆。帰宅後アーモンドやチーズ、豆乳を存分に摂り落ち着きました。また仕切り直してやっていきましょう。ごちそうさまでした。

まとめ

鳥取ラソン2020、楽なコースではなく途中しっかり雨も降りましたが、砂丘や36km過ぎ等三度も応援して下さったお兄さん、15km過ぎの私設エイドのお父さん、29kmでドリンクとお菓子を用意して下さったお姉さん、沿道で手を振って下さった皆様のお陰で幸せな時間を過ごさせていただきました。走るだけではなく、観光もしっかり楽しませていただきましたし、鳥取での素敵な思い出がまた一つ増えました。

こうして日常を離れて旅行をすると、それぞれに自分の持ち場で頑張って日々を営んでいる多くの方に出会えて、力をいただけます。それは仕事であったり、家族であったり、地域であったり、色々な制約や時間の中で精いっぱい生きるということであり、自分も地に足をつけて、毎日を、そして自分も自分の周囲の方も大切にしていかなくてはと教えられるのです。

まだしばらくは現役続行なので、次は本物の鳥取ラソンを、らっきょうや梨をいただきながら、笑顔で走らせていただきたいです。こういう時こそ、お互い支え合って頑張っていきましょう。気持ち的には無観客試合なんかじゃなかった!応援ありがとうございました!

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完走メダルは砂製のとっても素敵なものでした。ありがとう!