参考になる(かもしれない)旅ラン日誌

きっと貴方が好きな大会が見つかります。

【番外編】京都お花見ジョグ(2020/3/29) 西京極~嵐山~今出川編

本来であれば四万十川桜マラソンの予定だったこの週末、早朝なら人も少ないし大丈夫だろうと判断して京都に行って参りました。京都マラソン2016の思い出もありますので、西京極総合運動公園~嵐山~きぬかけの路~平野神社北野天満宮出町柳というコースを選択しました。自分で好きに決められるのは旅ランの良い所です。

早い時間に行ったことと雨による寒さもあり、寺院はほぼ観光客がおらず、こんなことはもう一生ないだろうなあと思いながら光や緑、桜や桃の色が作り出す時間と空間を感じてきました。人が少ないお陰で、足を止めて少し待てば一人になれる時間も多く、まさか嵐山でこんな境地に至れるとはと、竹林の小径や常寂光寺で我を忘れて静かに立ち尽くしていました。

スロージョグ(キロ7分)の時間は3時間、京都滞在時間は8時間程度ですから、練習としてはあまり効率がよろしくありません。それでも気分的にはリフレッシュできましたし、大会も当面ないので、たまにはこういう時間もよかったかなと思っています。

ブログには大会のことだけ書こうと思っていたのですが、また新たな思い出もできましたので、ここに残しておきたいと思います。

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京都お花見ジョグ

このところ朝7時まで寝てしまうこともざらだったのですが、その気になれば早起きできてしまうものです。5時半には覚醒しました。雨は着いてから考えることとします。おやつも持ってバッチリです。豆乳黒酢きな粉、チーズ四つ、ナッツ5つまみ。睡眠6時間。67.7kgです。

7:05に桂についたところで、思い立って西京極発にしました。西京極総合運動公園に来るのは京都マラソン2016以来です。手荷物預けの袋を忘れ、有料で佐川急便さんに何とかしていただくという失態を犯した思い出深い大会です。真面目な方面では、フル5本目で3時間24分台で走ることができ、力を出し切れた大会でした。思い出の詰まった京都を走らせていただいたあの経験は一生忘れないでしょう。京都マラソンにはまた必ず出たいです。

スロージョグしながら、自分の過去の会心のレースを思い出していました。初めて3時間30分を切った愛媛マラソン2016、上記の京都マラソン2016、狙い通りに3時間5分を切った東京マラソン2018、初めてまともに100kmを走り切れた隠岐の島ウルトラマラソン2018、100kmで初めて9時間半を切った奥熊野いだ天ウルトラマラソン2019、フェーン現象のため最高気温35℃をマークして意識が飛びながらも死なずに完走できた白山白川郷ウルトラマラソン2019と、強烈な喜びが脳に刻み込まれた大会が浮かんできました。こういう経験はこれからあと何回できるでしょうか。沢山味わいたいですね。

駅伝発祥の地には有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさんの足型がありました。か、神様やと畏怖の念を抱きます。

競技場を離れ、桂川を上ります。嵐山が近づいてきます。

京都に来たくて仕方がない皆様のためにも桜を堪能しております。嵐山の桜も久しぶりです。やっぱり違いますね。いいでしょう。

青空も覗いて更に美しさを増す嵐山です。たまらないですね。

それにしてもここまで人のいない嵐山は初めてです。幽玄の地、嵐山本来の姿とも言えますが。静かで落ち着くこと自体はいいことですが、人間贅沢なもので、やはり寂しさを禁じ得ませんね。

観光地に来たからにはスイーツも楽しみます。嵐電の駅で買ったあぶり団子よもぎがうまいですね。きな粉、みたらし、全てよしです。

竹林の小径では足を止めて光と音の移り変わりをゆっくりと感じることができました。話しながら通り過ぎるのはあまりに惜しい場所です。普段はいつ来ても人が途切れることはないイメージですが、今日は数分待てば静寂が訪れ、独りになることができました。何も考えず、しばらく立ち尽くしていました。

嵐山公園も記憶よりずっと綺麗でした。思えば、自然の景色はいつだって記憶と期待を超えてくれるものです。その場で体感できる方が色も空気も鮮やかですから。

常寂光寺も貸し切り状態で、信じ難い気持ちでした。一生こんな経験はできないと思います。受付でいただいた案内を見ながら、ゆっくりと巡らせていただきました。

常寂光寺は秋の紅葉が特に素晴らしいのですが、春も最高です。今日は冷たい風に花びらが舞い、光を受けた苔も輝き、一段と綺麗でした。

境内にまつわるいわれを学びつつ、お土産にこと路さんわさび塩を購入しました。間違いなくおいしいので楽しみです。

二尊院も人は少なく、落ち着いて歩けました。本堂の改修も終わり、一度は訪れて釈迦如来像と阿弥陀如来像を拝まないと勿体ないです。この素晴らしい浄土を作っていただきありがとうございます。南無阿弥陀仏

湛空廟も時雨亭跡も静かです。しばし独りでいました。

まさか二尊院でこんなにゆっくりできるとは想像だにしませんでした。そして知らなかった歴史を知ります。小倉餡発祥の地だったとは……。

清涼寺もまた素晴らしき威容と桜でした。

大覚寺の方も見頃ですね。

長閑な風景の中を抜けて広沢池へやって来ました。旅ランは思うままにコースを決められるのが嬉しいです。疲れたらやめればいいですし。

山越を通り仁和寺へやって来ました。ここは京都マラソン随一の、と言いいますか日本全国の大会でも見たことのない僧侶大集団による応援で盛り上がりまくる所ですね。あの時は「なんじゃあ!」と驚き、すぐに流石京都だと深く感謝しました。是非また走らせていただきたいです。

当時は何故かあまり気にしなかったのですが、きぬかけの路は今思えば結構上ってますね。京都マラソン前半の山場というところでしょうか。龍安寺の桜は一部散っていて地面がきれいです。下りに切り替わって、確か立命館大学の辺りにエイドがあったと思います。元気のいい若者にドリンクをいただいた記憶があります。

これは住民に大不評なやつですね。何で観光客のせいで長年生活に利用してきたバス停が使えなくなるねんと。

金閣寺は13:30頃という時間的に流石に人が多かろうとスルーしましたが、辻利の抹茶ソフトはゲットしました。そうそう、生じゃない八ツ橋はこの味、この香りだったなとサクサクいただきました。抹茶スイーツは本当においしいですね。

拝殿も桜も一昨年の台風で大きな被害を受けましたが、やはり平野神社の桜は見事です。繊細で優美、圧巻です。平穏な日常の回復をお祈りしてきました。流石に人出がありますね。少しほっとして、元気が出ました。

北野天満宮にも行けました。このところの自分は努力を怠っているなあと我が身を省みる時間でもありました。やっぱりできることをやらないと、結果はついてこないでしょう。ここを訪れておられた皆様に幸がありますように。

今出川通りを東へ進み、出町柳へと至りました。鯖街道ウルトラマラソンのフィニッシュはここなんだよなあと懐かしく思い出します。今年は開催中止で残念ですが、いつかまた必ず参加させていただきたいです。鯖街道ウルトラマラソン(半鯖)の記事も書いていますので、もし興味が湧かれた方がおられましたら、ご覧いただけると嬉しいです。

savarun.hatenablog.com

180分で丁度よかったので切り上げ、肉の日(29日)なので岡田商会さんコロッケ牛串カツを買い求めました。揚げたてでうまいにも程があります。出町ふたばの行列はいつも通りで、日常感がありました。

最後は柳月堂さんクリームチーズ入りくるみパンで締めました。やはり菓子パンはうまいです。柔らかな生地と焼きたての香ばしさが最高ですね。今日は楽しい一日でした。ありがとうございました。

まとめ

今はなかなか難しい状況ではありますが、“ずっとこもっていては気が塞ぐため外に出て散歩するくらいなら問題ない”と専門家も仰っていますので、ランナーとしては自らと周囲の方の身を護れるように細心の注意を払いながらも、また各地の大会が普通に開催され、皆が笑顔で走れる日が来ることを信じて、日々モチベーションを保つようにしていくことが大事なのかなと思います。気分が落ちるのは自然な反応ですから、自分自身の心も大切にしてやりましょうね。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。