参考になる(かもしれない)旅ラン日誌

きっと貴方が好きな大会が見つかります。

第9回ダイヤモンドトレイルラン チャンピオンシップ2020(2020/11/7) 「関西屈指の人気トレイル」の看板に偽りなし!大和葛城山山頂からの景色は壮観!

紹介文に「関西屈指の人気トレイル」とある通り、走り応えも絶景もある素晴らしいコースでした。随所に見られる霧の下の街並みは幻想的ですし、大和葛城山の山頂へと寄り道すると360度の絶景に出会えます。その先の視界が開けた時の下りでも溜息が漏れました。これが金剛生駒紀泉国定公園の魅力だと身を以て知りました。

36kmで累積標高1,800m程とのことで丸太階段も多かったものの、ロープを掴まないと下りられないレベルの下りもなく、なだらかな稜線の続く区間もあり、あまりトレイルが得意でない自分でも気持ちよく完走できました(5時間44分台でした)。夏山ですと歩いていてもどんどん消耗しますが、紅葉の季節に走るトレイルはいいものですね。

今回も大会を開催していただいた主催者様、コースを使わせていただいた管理者様にハイカーさん、終了後に美味しい柿を売って下さった明るいおじさま、一緒に走って下さった皆様のお陰で充実した時間を過ごせました。改めてお礼を申し上げます。

www.actrep-sports.com

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 レース前

大阪市内からそこそこ遠いですが、スタートは8時50分なので、そこまで早くはありません。当麻寺駅からは徒歩20分くらいでした。雨予報だったこともあり霧が出ていてオーラがあります。

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最近、朝は軽めです。サラダチキンはおいしく仕上がりました

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どっこいまんじゅうが気になります

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道案内もあるので安心です

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オーラ出まくりです

参加賞のTシャツとジェル等を受け取ります。今回は事前にマップを印刷した上でコース案内を読んで、要所要所に書き込みをしておきました。心理的にも楽でしたし、今後もやっておこうと思います。

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何事も準備が大事ですね

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スタート付近にはトイレもあり安心です

装備はほぼ前回までのトレイルと同じで、上をアンダーアーマーの半袖にしたくらいです。日差しは弱いと判断してキャップは無しです。ロープがあるかもと考えたため、神戸マラソン手袋も着用しましたが、前半で外してポケットに入れました。

持ち物はアミノバイタル赤、ウィングラム、スポーツ羊羹、塩熱サプリ、アミノバイタル粉、経口補水液500mlです。今回はエイドが充実していて食べまくったため、スポーツ羊羹は余りましたね。

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いよいよスタートです。やはり何度やってもワクワクします

レース

前半

スタートして左折するととりあえず上ります。この辺りは無理せずに進める坂です。雌岳までは急な登りと聞いていましたが、そこまできつくなく、割とあっさり着いたなという感じです。

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嵯峨野っぽい道も通ります

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473mでも結構いい眺めです

その先の下りは階段です。少々渋滞しますが、階段の横を勢いよく走ると自然破壊になってしまいますので焦らずに降りていくことにします。少し行くと国道166号線を渡り、最初のエイドステーションです。誘導をして下さるスタッフさんのお陰で安全に横断できます。感謝です。

エイドでは飲み物のみと聞いていましたが、塩羊羹等のお菓子も用意していただいていましたので早速いただきます。まだ3.5km、35分程度ということもあり余裕ですが、念のため水も補給しておきます。次のエイドは15km地点ですので結構先ですね。

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羊羹とカントリーマアムをいただきました

エイドからは軽い上りで、林道を進んでいきます。平石峠から岩橋山、岩橋峠、更にその先まで長い上りが続きます。大半は丸太階段です。夏に比べて暑くないのでそこまではしんどくもなりませんし、絶望的な長さの階段も無かったと思います。飽きる頃には終わってくれたはずです。

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かなりきれいなトレイルです

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「トレイル」か「トレール」かで迷う人続出

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岩橋山は周囲に木が多いですね

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道標も多く、どの辺りを走っているのか把握し易いです

中盤

上り詰めた後はしばしなだらかな尾根道が続くので一休みです。799mの道標を過ぎるとまた丸太階段と聞いていましたが、この道標には気付きませんでした。いつの間にかまた始まった丸太階段の上りを淡々と進むと、急に景色のよい場所に出ます。葛城山ロープウェイの辺りに出たようです。2時間10分くらいかかっています。この辺りは自販機もありましたので、冷たいor温かいものを補給したい方は現金を持って行くとよいでしょう。

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この手の建物が見えると頂上ですよね

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食道のデッキから望む奈良の街もきれいでした

そのまま真っ直ぐ進むのが正しいのですが、折角ここまで来たのだからとコースアウトして大和葛城山山頂を目指します。少々上りますが、その先に待っていてくれる景色は想像以上のもので、トレイルはこういう瞬間があるからいいのだなという喜びに包まれました。さっきまでの疲れが吹き飛ぶ瞬間です。

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どう見てもコースアウトです

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山頂には懐かしいポストが佇んでいました

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上ってきて、上ってきてよかったなあ

コースに戻ると上りの階段で抜いた方々に随分と逆転されていましたが、そんなことは気にしません。下りの階段では急に視界が開けます金剛山を前方に下っていく時間は、走っている場合ではないと思いました。後との距離に注意しつつ写真を撮るなどします。

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この解放感、写真でも少しは伝わってほしいです

丸太階段が終わると石畳で、水で濡れている箇所もあり、スリップ注意と聞いてはいたものの、やはり一度滑りました。大きな転倒にならず済んでよかったです。冷たい水が気持ちよさそうでしたので、止まって手や頭を濡らしておきました。下り切ってゲートを通ると水越峠エイドです。第1エイドからはかなり遠かったと思います。2時間44分かかっています。

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山の中のせせらぎには手をかざしてしまいます

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ゲートの横を通ります

こちらではおなじみのスタッフさんからバナナをいただきます。栗どら焼きも食べてご満悦です。本当にいつもありがとうございます。ここで経口補水液パウダーを溶かしておきます。

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パクパク食べています

しばらく川の流れに癒されながら林道を上り、小さな橋を渡って金剛山への登山道に踏み入っていきます。途中木材の切り出し地点があって迂回するのも予習済みです。微妙に下ったかと思えば上るといった展開が続きます。暑くなくてよかったです。

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エイド直後は林道です。歩きつつ地図を確認していました

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金剛山へと向かいます

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次々と出現する丸太階段も趣があります

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光と影と雲が幻想的な世界を作ります

坂を上っていくと金剛山の一ノ鳥居前に出ます。ここでは脚を止めて願いを込めます。

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どうかお願いします

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随所に案内があります

この先に展望台があったのですが、そろそろ下界が恋しくなってきたこともあってスルーしてしまいました。“後悔するだろうな……。”と思っていた通り、やはり上っておけばよかったと悔やみつつ今記事を書いています。

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途中で見られる光景はいずれも独特の空気を纏っています

ともあれ、21km地点のちはや園地エイドに到着です。既に3時間50分程経過していたと思います。こちらではMag-onのジェルもいただけましたし、くるみ餅もあんころ餅も塩羊羹もドーナツも沢山食べました。ウルトラでもそうですが、トレイルはずっと人のいない山の中を走るので、エイドの時間は本っ当に力になりますよね。ついつい長居してしまいます。

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心のオアシス、エイドステーションです

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山で食べるお菓子のうまいことったらないですね

坂を下った所にトイレがありますので寄っておきます。予定では後1時間強だと思っていたのですが、どうなるかは分かりませんし、ここで立ち寄るのは計画通りです。同日に別のトレイルイベントも開催されていたようで、体操されている方々がおられました。

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色づいた葉がランナーの心を和ませます

後半

この先は基本的には大きな上りはないはずなのですが、所々で丸太階段が出現したりしますので、油断していると心理的に堪えるかもしれません。とは言え、事前の予想タイムとコース図からして後半に修羅場はあろうはずが無いので、進みながら適宜休むスタイルで臨みます。

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葛城山付近はなだらかです

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紀見峠の表示が現れるようになりました

下りの階段は衝撃が大きいのですが、後半になって計算も立ってきたのでようやく少し攻める姿勢を示しつつ進みます。しばらく行くと行者杉エイドに到着です。27km地点で、前のエイドからは6kmですのでそう遠さは感じません(スタートから4時間46分が過ぎようとしていいますが)。ここでも飲料のみと聞いていたものの、何とお味噌汁を用意していただいて大喜びです。熱いので水で薄めましたが。

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塩分摂って元気が出ますな

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厳しい修行の場だった往時が思われます

「残り9km下り!」という励ましを受け、お礼を言って再出発です。確かにこの先は時折上りを挟むものの、基本は下りだったと思います。道標からも、少しずつ紀見峠が近づいてくることが分かります。

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高度も下がってきました

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紀見峠まであと少し

下り階段が多く、時には一段飛ばしも交えつつ前の方のペースに合わせて進んでいたのですが、やはり最後の方では我慢ができなくなり、前の方には話され後ろの方には道を譲る展開になりました。その後は単独走です。やはり腿前にはかなりのダメージがありました。

ある程度下ると「山ノ神」という標識があり、ああ柏原竜二さんや神野大地さんだと思ったものの、止まって写真を撮る程の余裕はなく通過してしまいました。この先の林道は障害物があるので目測だけ誤らないように注意していました。段々と人里が近づいてきますので、ああ、帰って来たのだという喜びが胸の奥から湧いてきます。

そのまま進むと急に道路に出ます。紀見峠に出たのだと気付き、残りはロードだけなのでウィングラムを飲んで元気を出します。少し後ろに後続のランナーがいることに気付き、流石にロードで抜かれるのは嫌だなと思ってそれなりのスピードで急な林道を下りました。

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和歌山県までやって参りました

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橋がかかっていたりで、もうすっかり街です

フィニッシュ付近でやたら急な上りがあり、もういいだろうと歩いたりもしつつ進んでいくと、いきなりゴールが現れます。MCの方やスタッフさんに迎えられながらゴールテープを切らせていただき、笑顔でフィニッシュできました。

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地味にぐわっと上りますので、迷わず歩きます

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帰って来た時の嬉しさは何物にも代えがたいですね

アフター

フィニッシュ会場では地元で取れたの販売がありました。2つで100円という破格ぶりです。どれが美味しいですかと聞くと、どれもおいしいということで、食べごろの柿について明るく教えていただきました。翌日早速いただきましたが、甘さも歯ざわりもとても良く、買ってよかったです。

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おいしい柿でした。確実に買うべし

完走後は水やスポドリだけでなく、コーヒーやお味噌汁もいただけますので、こちらも嬉しいサービスでした。

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温まりますね

駅前のお店でアイスを購入し(力を合わせて冷凍庫を開けるという謎のイベントもあり笑)、南海高野線で市内へと向かいます。ありがとうダイヤモンドトレイル。また会う日まで。

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アイスで打ち上げです

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楽しい思い出と共に家路に就きます

まとめ

初参加で少々怖気ついてもいましたが、「関西屈指の人気トレイル」の看板通り、走り応えも絶景もある素晴らしいコースは是非一度走ってみていただきたいと思います。
36km(GPSでは33km程)、累積標高1,800m程、丸太階段の程よいダメージ、気持ちよく走りながら回復できる尾根など盛り沢山のトレイルは、トレイル弱者(?)の私にも楽しみながら充実感を得られるものでした。紅葉の季節は夏とは違った魅力があります。

今回も大会に関わって下さった皆様のおかげで素敵な想い出ができました。本当にありがとうございました。