実戦で得られる経験値は大事ということでほとんど経験のないハーフにエントリーしてみました。確か2017年の高槻ハーフに出て以来、実に5年弱ぶりです(ついにこのブログ初のハーフマラソンタグが……!)。タイムは1時間29分15秒とどうってことないものですが、後述の通り今日の狙いは別のところにあったので十分です。
大会を開催して下さったスポーツワンさんは、コロナ禍でも工夫して何度も大会を運営して下さっていたこともあり、とてもスムーズな進行・管理で快適でした。個人的には完全にネットタイム計測と割り切ることでスタートで焦ることがないのと、スタート時間設定と折り返し地点の妙であまり窮屈に感じるシーンが無かったのがいいなと思いました。給水もゴミ箱も十分でした。90分を切るとおまけのTシャツがいただけるのも(ケチな自分にとっては)嬉しいですね。
景色の変わらない河川敷で日陰ゼロと聞くと尻込みしそうですが、風は特に強くもなくコンディションはよかったです。コースも完全に舗装されていますので雨が降っても沼地の戦いにはならず、安心して参加できる大会です。西中島南方駅からも歩いてすぐでアクセスも抜群です。
参加者のレベルも幅広く、ものすごく速い方(ハーフのトップはおそらく68分くらい!)から完走目標で参加されている方、私のように練習で参加している者など、どなた様でもという塩梅です。
秋晴れの淀川河川敷では、少年野球関係者の皆様にもご配慮いただき楽しく走れました。大会にご協力いただいた皆様、ありがとうございます。
↓はご興味がある方がおられましたら。どういう位置づけで参加したかのメモです。来週のフル(明石城公園21周)はどんなスタンスで行きますかね。
参加の目的
今日の一番の目的はデータ取り、次は5年弱ぶりのハーフのイメージを掴むこと、おまけで昨日スロージョグとはいえ30km(阪急茨木~忍頂寺スポーツ公園往復、3時間21分、獲得標高600m強)走ってしまったこととつなげてよりフルに近い練習にすることでした。あと、買ったはよいが使いどころが無くて気の毒なミズノの薄底デュエルにも実戦の舞台を与えてあげること。(あと、コロナ禍で余りに余って賞味期限が切れに切れたゼリー類を消費することも……。)
データ取り
最近取り組んでいる“ピッチ走法を突き詰めるとどうなるか”を測ってみたいと思いました。富山マラソンでは、フォアフットに乗って脚を回していくだけに近い感覚で、楽ではあったため、その方向でフォームを調整しています。接地の位置と臀部の上の方の筋肉に注意してみる点を狙っています。
平均ピッチは207spmで、平均接地時間バランスは49.8:50.2ですので、ほぼ理想通りにいきました。グラフを見ても終始安定していました。平均上下動5.1cmもこんなもんでしょう。
心拍数は、今や手首は完全に諦めて胸に心拍計を着けて直接測ることにしていますが、平均162bpmと数字上は高くて意外でした。主観的には特に苦しい場面もなかったのに、こんなものでしょうか。びわ湖バレイスカイランで、呼吸が乱れようが心拍数は限界までは上がらないと分かっていたので、左程気にはしないつもりですが。
ハーフのイメージを掴む
とにかく沢山のフルに出る方針で予定を組んでいたため超久々になったわけですが、まあ予想通り長く感じることもなくすっと終わりました。1月の大阪ハーフは頑張っておきたいところですが、ぶっつけだと不完全燃焼のおそれが非常に大きいので一度走っておいてよかったです。当たり前ですが、フルと同じくらいのノリで走ると何事もなく終わってしまいますね。
昨日の練習とのつながり
起床時に全身の疲労感はなかったものの、おそらく臀部の筋肉を中心に疲れがあるはずですので、いくらか疲れた状態でスタートすることでフルの中盤辺りのイメージに近い体験ができるのではという目算を立てていました。実際走ってみた感覚では正直あまりピンと来ず、単に“あんまり速くないなあ”くらいのもんでしたが、終了後に臀部が重たく感じられており相応の疲労もあった模様です。
丁度コースが4周の周回ですので、片道11分10秒で1時間29分20秒辺りでいいやと走り、予定通り1時間29分15秒で終わりました。確か7本目が11分20秒くらいかかりましたが、8本目は最後上げた関係で11分弱だったかと思います。上げる際も蹴らないでとにかくピッチを高く維持する意識を持っています。
補給は持参した経口補水液(500mlに二袋で濃い目)以外では、ジェルを一つ、二周目に入った段階で飲んだくらいです。やはり袋を破って補給しようとすると、ゴミを落としてしまうのではと気になって仕方が無いので、ジェルフラスコに入れるスタイルでいこうと思います。水は2回に1回は取り、少しずつでも飲むようにしました。距離が短く脱水のリスクは小さかったのですが、コップを確実に取る練習も大会ならではですから活用します。今日はミスショットゼロで、やはり身体の少し後ろで指を突っ込むスタイルが成功確率が高いと確認できました。
デュエルさん
何と言ってもデザインがカッコいいので好きなのですが、勝負レースでヴェイパーを履くために厚底での練習やレース出場が増えてしまい、半分お蔵入り状態になっていました。ハーフなら薄底だろうがダメージは知れているだろうと走り、案の定問題なく走れました。ピッチを上げているため反発が強くありさえすればいいので、薄底でも十分履きこなせると思います。やっぱり地面からのレスポンスは気持ちいいですね。
若干気になるのは耐久性で、走行距離51kmでこの減り具合では200km辺りで力尽きるのではという懸念がないではありません。
その他の調整と観光
朝は寝坊したこともありどれくらい食べるか少し迷いましたが、そんなに速く走るわけでもないから問題なかろうと普通の量を食べました。匂いの強い魚や肉は避け、その代わりに元気づけのために普段食べないスイーツを食べたくらいです。
スタート二時間前に食べ終わる量としては少し多かったかもしれません。吐き気や腹痛は勿論なかったのですが、ややお腹が重い気はしました。
終了後は持参したプロテインバー、プロテイン、ハニーアクションリカバリー、いただいたパンとカントリーマアムを食べてご機嫌です。終了直後は糖質と水分、たんぱく質が欲しいところです。
帰りはナイキフリーでふにゃふにゃとジョグで帰宅する道中、折角なので天神橋筋商店街を通り、金沢発のフルーツ大福たる高級スイーツも食べてみました。値が張るだけあって苺もお餅もおいしかったです。ただ、もし観光で金沢を訪れる機会があれば、是非とも食べまっしステーションでもお馴染みの老舗、諸江屋、森八、小出やうら田といった直球ど真ん中の和菓子をお勧めしたいですね。
食べまっしステーションの楽しい思い出達はこちらの記事にて。
昼食はとろとろ鮭のみそマヨチーズ(山本ゆりさんのめんどくさくない献立本より)、キャベツ、小松菜、ワカメのいしるオリーブオイルあえにわさび納豆でした。抗酸化作用に期待して、魚を積極的に食べる暮らしです。
ここまでご覧いただき本当にありがとうございます。