大会が無くても金沢にはよく行くのですが、桜の時期は何が何でも訪れたいものです。昨年も“いっぱい走ったな”という気でいましたが、今年は輪をかけてあちこちを巡りました。もう移住した方がいいかもしれません。
今年も昨年同様、多くの桜は満開の一歩手前くらいでしたが、その分、どこに行っても美しく、少し長めに楽しめそうでした。日曜は雨風が強い時間もあったのですが、散ってしまうこともなく、各地のイベントも概ね無事に開催されていたようでよかったです。
適当過ぎたことと思い入れのある場所が多過ぎる都合上、大体土曜39km(朝18km,5:43/km 午後21km, 5:45/km)+夜桜散歩、日曜30km(5:08/km)という驚異の移動ぶりでしたが、土曜午後の21kmはカット可能ですし、思いつくままにではなく計画的に回るなら、二日で40kmくらい走れるくらいの耐性があれば十分です。ちなみに4月からは北陸・関西チケットレス(早特7)で大阪から6,710円で行けるようになり、ありがたいことです。きまっし金沢。
ちょっと無理してでも金沢に行けば、“来てよかった”と必ず思います。誰しもそういう場所はあると思いますので、それぞれに充たされる生き方をしていければいいですね。
続きのページには、二日間で回れるだけ回った桜の名所についてさらっと書いています。あのシューズも買えちゃいました。
桜の名所巡り
犀川・犀川緑地
品種にもよりますが、日当たりもよいことから、全体によく咲いていました。遠くの山々、流れる水音、芝の緑など、季節を感じられる素敵な場所です。
金沢市営陸上競技場
開場から100年の歴史を持つこの競技場。例年桜の時期は無料開放で芝生とスタンドを歩かせていただけます。
兼六園
金沢観光といえばとにかくここに行っておけば間違いありません。頻繁に無料開放も行われていますが、桜の時期のライトアップは特にすごいですね。観光客の方も割と静かに流れていくので、歩いていて気持ちもいいです。
金沢城公園
兼六園とセットで行くしかないですね。こちらもお堀の桜が圧巻で、舞い散る桜吹雪の中を歩くと、それはもう忘れられない経験になります。
高尾城址見晴らし台
地元の人なら外せない桜の名所です。研修センターまでの入口は激坂ですが、短いので、ゼーハーなりつつも何とか走れます。その先の階段は歩きで10分もかかりませんが、眼下に広がる桜の木々、金沢の街と日本海の眺めは是非見ていただきたいところです。
大乗寺丘陵公園
まあまあの坂ですが、走って上り切れる長さ・傾斜です。比較的桜が長持ちする場所ですし、こちらも眺望がよいので、いつ行ってもその景色に溜息が漏れる場所です。
陸上自衛隊金沢駐屯地さくら観賞会
野田にある自衛隊の施設ですが、桜の時期に一般開放していただけます。初めて入らせていただきましたが、こんなに沢山の桜があったことと、医王山を始めとする雪山もくっきりかつ近くに見え、身も引き締まる思いでした。災害時には頼りになる皆様の活動を、少しだけ近くに感じられました。
浅野川
犀川と並び金沢を代表する川の一つで、桜並木がずっと続いています。桜の時期に走っていい思い出を残しておけば、夏場のジョグで通った時に多少前向きに走れます。
伏見川
完全にローカルスポットですが、間違いなく桜の名所です。日曜はお花見のイベントが行われており、賑わっていました。
日常生活
とりあえず近所に銭湯や和菓子屋さんがあったりで何かと充たされているのですが、ぼんやり歩いていて、手押し車を押しているおばあちゃんから、“買い過ぎたからもらって”と天ぷらの詰め合わせをいただいたのには驚きました。あまりの出来事に受け取った後呆然と見送ってしまいましたが、いくらかでもお支払いするべきでした。このブログをご覧になっている可能性はゼロなので今となっては……。とりあえず思いは受け取ったので、ありがたく完食しました。
そしておなじみステップスポーツ金沢店さんにマグオンでも買うかと立ち寄ったところ、ヴェイパーNEXT%4様(27.5cm)があるとのことだったので、早速試着。感触も2に近く、しっくりきましたし、どうせ一度は買うのだからと即決でした。金沢マラソンはMETA SPEED EDGE+と迷いますね。
最後に
何だかんだでこの先も金沢には行くつもりですし、その度に“来てよかった”と思って帰るのでしょう。そういう時間が持てる人生であったことはよかったなと思う、そんな週末でした。その先はどうなるかわかりませんが、とりあえず生きていく中で決めていければと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございます。