参考になる(かもしれない)旅ラン日誌

きっと貴方が好きな大会が見つかります。

第72回富士登山競走(五合目コース 2019/7/26) 軽い気持ちで参加しても日本最高峰に挑みたくなる何かに満ちた大会!

軽い気持ちでの初参加でしたが、やはり富士山の持つ形容しがたい独特の力と参加者の熱意がひしひしと感じられ、自分も一度は山頂コースを完走したいと思うようになりました。死力を尽くして山頂まで到達した時にはどんな感情が溢れるのか、来年挑戦してみたいです。

富士登山競走 富士山の頂へ 日本一の山岳レース【公式】

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 前日(ひたすら移動→受付)

大阪から富士山は大変遠いので迷ったのですが、今回は、
 大阪→新大阪(160円)
 新大阪→静岡(ぷらっとこだま:8,100円)
 静岡→三島(970円)
 三島→富士急ハイランド(2,100円)
というルートを選択しました。帰りも同じです。三島駅の近くでわさびジェラートをいただきました。辛くておいしいです。伊豆はわさびが特産なのかと新たな知識を得ます。

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幻の駅三河安城駅の撮影に成功!

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わさびジェラートはおすすめです

富士急ハイランドは駅の方に下ろしてもらえるのかと思っていましたが、高速バス乗り場から富士吉田市の方へ出るには、富士急ハイランドの敷地の外周をぐるっと回る必要があり大変不便です

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夏休みの若者でにぎわっていました

雨宿りをしながら移動して、二日間お世話になるフジマツヤマベースさんに辿り着きます。ベッドの寝心地もよく、トイレやお風呂場も清潔で、とてもよいお宿でした。(一泊8,000円。朝食付き。ただしレース当日は早朝のためなし)

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ベッドの寝心地が素晴らしかったです

前日受付会場の富士吉田市民会館まで歩いてすぐです。会場はきれいで、翌日の戦いに向けて熱気が漲っていました。受付ではTシャツやプログラム、クーポン等を受取ります。

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予想以上にきれいな施設です

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参加賞のTシャツも格調高い気がします

何とここで隠岐の島ウルトラマラソン女子優勝者の篠崎さんに遭遇し、お互い(またかよと)驚きつつ無事を祈念し合いました。(ちなみに篠崎さんは私とは異なり1時間49分台でフィニッシュしていました。次元が違います。)

食品ブースも多いのですが、ランニンググッズのブースも非常に充実しており、本気のトレイルランナーはこういう装備を身に着けるのか等と興味津々で回ります。なんとエンペラージャパン3が4,900円で購入できて大興奮です。勢い余ってジェル等も買いました。安っ!

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さかいやスポーツさんありがとう……。

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色々試します

会場近くのもち吉さんで草餅をいただきます。確かなおいしさ。

 続いてお食事処よしださんで夕食。唐揚げ定食のボリュームが素晴らしいこと。大満足です。

少し先にあるウェルシアさんでハム、チーズ、パン、水等、基本的な食糧を調達し、宿へ戻ります。

レース

朝は山頂コースの皆様が先に出かけた後でのんびりと朝食を取ります。その後ベッドでゴロゴロしているうちに二度寝に突入。夢の中でスタートに間に合わずに大恥をかくという地獄を彷徨っていたところ、7時に町内放送が流れてたたき起こされます。さながらゴングに救われたという感じで、慌てて携行品をまとめたりテーピングを施したりして出発します。

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富士山パイロン。流石は本場です

スタート地点ではアミノバイタルゼリー等をいただけました。太陽が出ると日差しがかなり強く、夏の厳しい暑さを感じます。5合目は3kmくらいで陰に入った後、基本的に直射日光に襲われることはないと聞いていたのでキャップもなしです。

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味の素さん、いつもありがとうございます

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麓は好天なのに山頂コースは五合目で打ち切りとは……。

Eブロックの中ほどくらいからゆるゆるスタートです。左折して上りが始まり、中曽根を過ぎる時にああここを通るのかと位置を把握します。応援を受けつつそのまま少し上ると金鳥居です。

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周囲も大して急ぐ感じでもなし

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さよなら現世

金鳥居をくぐり現世に別れを告げて少し進むと左折し、コース中唯一と言ってよい平地を走ります。2.7kmくらいで右折して、いよいよ登山道に入ります。観光気分の抜けきっていない身としてはワクワクします。

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登山道前の唯一のフラットエリア

最初の給水で水とスポドリを確実にいただき、緑の中を進んでいきます。前半飛ばすと後半で脚がつって大変なことになると聞いていたので、徹底的に抑えて走ります。5kmの通過が30分くらいで、まあこんなものかなと思っていました。まだ自分が遅いということに気付いていません。

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緑の中をひたすら上ります

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ここで7km強といったところかと思います

馬返しというのがあって、そこから1時間くらいらしいという情報だけがあったので、まあ適当に走って馬返しには65分くらいで着いて2時間5分くらいで終われるのではと舐め切っていましたが、なかなか距離が進まず馬返しに辿り着きません。周囲も歩いているのでまあいいかと10kmを過ぎた辺りから歩くようになります。結局馬返しに着いたのは72分台で、ええっこんなにかかるのかよと吃驚しました。

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ここが馬返しか……もっと頑張るべきだった……。

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とりあえず食べるものは食べるスタイル

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エイドは、梅干し、バナナ、レモンといった定番が揃います

馬返しでレモンやバナナをいただきトレイルに突入します。ここからの4kmが、たかが4kmなのに全然思ったように進まないのです。渋滞もありますし、トレイル経験が少ないというのも大きいです。

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ここからが富士登山競走です

途中は3合目から景色を撮ろうとするも霧がかかっていたりで、これは山頂コースが5合目で打ち切りになったのもやむなしかなあと思いながら歩いていました。

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食い意地だけは張っている

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山はどんどん深くなっていきます

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三合目からの絶景……。

4合目の先だったと思いますが、私設エイドでコーラをふるまってくださったお兄さんには感謝です。要所要所の高校生の応援も嬉しかったです。

5合目は一瞬ロードになったかと思うとすぐに山に入って歩き、ちょっとくねくねしたところでいきなり終わります。終わってすぐに荷物受け取り、というわけではなく、しばらく歩く必要があります。ここでバナナをいただき、遠くの見えない景色に思いを馳せます。

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五合目からの絶景……。

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荷物受け取りまでの道のりは長い……。

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エイドはあるので補給します

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山の天気は変わり易いですね

結局馬返しから5合目までは59分台で120人抜いてはいるのですが、息が切れるでも脚が悲鳴を上げるでもなく着実に進み続けただけで、不完全燃焼で終わりました。馬返しまではある程度頑張った方がよさそうです。

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五合目コースでもシューズは汚れます

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泥がみっちり

小雨が降っている状態でしたし、流石に標高2,200mということで下界よりは寒いです。着替えずにバスを待っている方もいましたが、あれは正直きついでしょう。その辺で着替える方も多数おられましたが、紳士としてはどうかと思いますので、指定された更衣室で着替え、休憩室で少しだらっとしていました。

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馬返しの遥か上空に馬が

5合目への荷物に入れる形でも、身に着けて走る形でもいいですが、現金はいくらか持って行った方がいいです。お土産や食べ物を買えなくてつまらないというのもありますが、有料のトイレに入ることすら叶いません。環境保全のために払う100円は全く惜しくはありませんが、ない袖は振れず、麓に戻るまで我慢です。

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何も買えない……。

今年は山頂コースが5合目打ち切りとなった関係で、バス待ちの列が相当長かったようです。天気が変わり易いので、カッパはあった方がよさそうです。バスに乗っている時間はかなり長く、ああこんなに上って来たのかという感慨もあります。

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バスの姿など見えません

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霧の中でも安全運転、ありがとうございます


アフター

レース当日

市民会館まで戻り荷物を受け取ってから、すぐ近くのファミリーさんで昼食です。ネットで事前に調べて美味しそうだったので是非行こうと思っていました。混雑のため少々待ちましたが、鳥の網焼き定食は味も量も満足いくもので、ライス小を選択できる心遣いもユーザーフレンドリーです。

会場の撤収は早く、15時頃にはお片付けモードに入っていたため、自分も一旦宿に戻ります。スマホの充電や濡れた靴を邪魔にならない日陰に置く等し、スイーツマップをにらんでからジョグへと出発です。

富士吉田市には昭和30年代の街並みが残っているとのことだったので、まずはそちらを散策します。明治時代から営業しておられる尾張屋さんではねりきりとお饅頭を買います。どちらも餡がおいしく、観光気分が再燃します。

月の江書店さんはあまりにレトロな外観と内装に惹かれて入店。店主のおばさまから富士吉田や富士登山競走のお話を伺います。せっかくですのでガイドブックを購入します。

ここから金鳥居まで上り、丸屋さんへ。会場では団子が(一時)売り切れになっていたので、本店ならいけるかもと思いましたが、夕方なのでほとんどのお菓子は売り切れ。すあまもおいしかったのでよかったです。

天気に不安もあったのでここで引き返しても全然よかったのですが、折角ですので河口湖の方へ向かいます。案外近く、少し坂を上って下りれば着きました。小曲展望広場から河口湖を眺めます。

富士吉田に戻り、簡単に栄養補給を済ませたり、コインランドリーに行ったりして一日を終えました。

翌日

またしても熟睡してしまいましたが、寝ているうちに雨も止んでいたためこれ幸いと河口湖へと向かいます。朝は虹も出ていて清澄な空気の中を走れて清々しいです。

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河口湖には虹が架かっていました

河口湖大橋からの富士山は残念ながら雲の向こうでしたが、あそこに富士山があるのだと感じるだけでも雄大な気持ちになります。UTMFのスタートが大池公園だったりもすると後で知りました。

朝食も嬉しい内容でした。フジマツヤマベースさん、ありがとうございます。

宿をチェックアウトしてからも観光は続きます。春木屋さんでいただいた抹茶ソフトのおいしいこと。

富士山駅ではお土産と、さくや富士等のお菓子を。 わさびドレッシングも気になったのでお買い上げです。

丸屋さんでは昨日買えなかった焼き団子と草団子を購入します。一晩おあずけだっただけに喜びも一入です。

アーヴァントさんでは富士山の名水ゼリー、富士山のお花畑、つえ、といった洋菓子を買い、こちらもおいしくいただきました。

富士急ハイランドのバス乗り場まで長い道のりを歩き、信玄餅クレープを食べます。これまたうまい。

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夏を感じさせる風景に出会います

バスから山中湖を眺めたりしながら三島へ。静岡では少し時間があったので、ど抹茶サンド等を美味しくいただきました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。観光客として訪れた富士吉田市は食べ歩きにも楽しい場所で、それだけでも十二分に楽しめる場所です。しかしやはり富士登山競走独特の魅力に取りつかれてしまう部分もあり、来年は勝算があるとは言えない中、どうにか参加して山頂コースを完走してみたいという気持ちにもなります。またやりたいことが一つ増えてしまいました。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。