ちょっと長すぎる旅ランブログ

百聞は一走に如かず。きっと貴方が好きな大会が見つかります。

第12回掛川・新茶マラソン(2017/4/9) 公式が名物は「坂」と言い切るこの大会!ハードモードでレベルアップだ!

大好きな遠征の日々が戻る日を楽しみに、次々と振り返っていきたいと思います。

その坂のきつさ一部マニアの間で有名なこの大会、2017年は会場のつま恋リゾートの運営問題で開催が危ぶまれたこともあり、何としてもと大阪から初参戦を決めました。

タイムなど狙えるはずもありませんので、ダンジョン攻略くらいのノリで走りました。後半、特に28km以降は期待以上の坂で、経験値稼ぎまくりです。すごいのは最後の最後まで許してくれないことですね。いぶすきもいわきも能登も最後は平地ですが、つま恋に入ってからの上りは全然スピードが出ず、この世のものとは思えない苦しさが味わえます。修羅道のごときラストの上りで力を振り絞って前のランナーを追うのも得難い経験ですし、ここで諦めないことで自信もつきます。

勿論苦しいだけではなく、フルーツステーションでマスカット、イチゴ、メロン、オレンジといった回復アイテムをゲットし、ゼリーと戦国汁セーブポイントのごとく立ち止まって休憩する等喜びもあります。雨にも関わらず応援して下さる皆さんの力を借りてどうにか前に進み、当時としては頑張って一応3時間半は切れました。派手な応援はなくとも、特産物を味わえるのは嬉しいですね。

次回は強くてニューゲームみたいな展開に、なるわけないよなあという激しい戦いでした。でもあれから三年経った今ならどれくらい戦えるのか、試してみたいな…という気持ちもあります。それだけ人を惹きつけてやまない魅力がある大会です。

掛川の皆様、雨の中、温かい応援ありがとうございました!

(公式サイトでも坂を売りにしているのがよいですね笑)

kakegawa-shincha.jp

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茶畑はその栽培に適した条件によるものでしょうが、傾斜がきついことが多いです。マラソンコースで茶畑が含まれると大抵ひどい目に遭うと思っておいた方がよいでしょう。あいの土山マラソンも撃沈しましたが、また出たい大会の一つでもあります。

savarun.hatenablog.com

 

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とくしまマラソン2017(2017/3/26) フラットコースで記録を狙い、走った後は阿波踊りと鳴門の渦潮!踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃ損々!

大会のない日々にもすっかり慣れました。どんどん振り返っていきたいと思います。とくしまマラソンも2017年が初参加でした。この年は気温がいい具合に低く走り易かっただけでなく、一番いい時期の鳴門の渦潮まで楽しめ、観光込みで大満足の二泊三日になりました。

■応援・エイドが充実
阿波踊り、オカリナ、フルート、太鼓等々が要所要所で力づけて下さり、気持ちよく走れました。エイドでOS-1が提供されたのは本当に助かりました(全部いただきました)。流石は大塚製薬さんのお膝元です。すだちジュースやキウイドリンクもおいしかったですし、野口みずきさんとのハイタッチも嬉しかったです。

■イベントも趣向を凝らしている
ゴール後も、クルーズでの後夜祭会場への移動、タイム入りストラップや写真の提供、そして間近での阿波踊り演舞等、他ではない試みが多く、面白かったです。最後は巻き込まれて一緒に踊りましたし、写真以外の思い出も持ち帰れました。

■走り易いコース

単調といえばそうなのでしょうが、平坦ですので記録を狙うにはもってこいだと思います。走った後は眉山から吉野川を眺めて、感謝の気持ちでレースを振り返れます。

この大会では目標としていた3時間15分を初めて切れましたし、旅行としても大満足です。徳島の皆さん、素敵な大会を作り上げていただきありがとうございました!また走らせていただける日を楽しみにしています!

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第8回四万十川桜マラソン(2016/3/27) 胸の奥に根付いた「走ル旅」!自分の原点の一つです。

7年前に初参加したこの大会のキャッチコピー「走ル旅」は、今の生活の原点にもなっています。42.195kmだけでなく、その前後の観光や前夜祭も全て含めて一つの旅で、そこで得られる喜びがいかに大きいかを教えてくれた大会です。

単純に、“あの最後の清流四万十川沿いを走れる”というだけで参加したくなりませんか?どんな景色が見られるのだろう、光を浴び、桜の咲く四万十川がどれだけ美しい色を帯びているのだろう、どんな音が聞こえて、どんな空気が吸えるのだろう……。それを知らずに終わるなんて我慢できませんので、気付くとエントリーしていました。

もし少しでも似たような思いが心のどこかにある方は、是非とも参加してみてください。“本当に来てよかったし、また来たい”と思える超おすすめの大会です。期待を遥かに遥かに上回る景色と歓迎が貴方を待っています。

楽しい思い出ばかりで、大会を作って下さった皆様には本当に感謝しています。2020年の参加は叶いませんでしたが、2023年には走らせていただけることになりましたので、心の底から楽しみにしています。

shimantoriver-sakuramarathon.jp

 

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【番外編】日々の練習@大阪城公園(2020/3/31) 満開の桜で、少しだけでも優しい気持ちに

当たり前の日常の尊さに気付かされる日々が続きます。そんな中でも、桜は何事もなく咲き乱れ、その下を通る人々の心を和ませてくれます。状況の変化や報道に不安になりがちな毎日ですが、ほんの束の間でも、少しだけでも優しい気持ちになれればと思い、写真を共有させていただきます。

朝練の大半は60分の超スロージョグです。キロ7分より遅く、ピッチは180spm強が目安です。距離を定めると速くなり過ぎたり、逆に遅いと仕事に間に合わなくなったりするリスクがあるため、決められた持ち時間の中でひたすらゆっくり走って徹底的に疲労を抜きます。(他はラスト2kmくらいでやっとレースペースに上がるビルドアップ10 or 15kmと、巧緻性トレーニングとして2分 or 3分オンオフを時々やっている程度です。とにかくゆるいです。なお、こんなスタイルですので、練習は必ず独りです。)

2017年、2018年と怪我に苦しんだのですが、昨年このやり方に切り替えてから、ほとんど故障しなくなり、全国を楽しく回れています。

今朝は南外堀の桜が満開でした。毎朝ここをぐるぐる回っていますが、桜の時期は特に楽しみです。

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青空の中で枝を伸ばす桜も明るくて勿論よいのですが、花曇りもまた風情があるものです。冷たい朝の空気が桜に一層の神々しさをもたらしてくれます。

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東の方にあるにおいの森では不整地を回ってトレイル気分を味わいます。木々の間からその色をちらりと見せる桜もいいものです。夏は日陰になるので、ペースは気にせず、ここに入り浸ります。それ程長くはないものの、階段トレーニングもできます。

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東外堀の東側ももう少しで満開ですね。大阪マラソンのフィニッシュ後の動線、荷物預かりでお馴染みのエリアです。

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記念樹の森の桜も今が見頃です。こういう時だからこそ、静かに歩いたりジョギングしたりする中で春を感じて落ち着きたいですね。

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こうして日々当たり前のようにジョギングができることがこんなに幸せだったのかと思わされる毎日です。桜のお陰で、幾分幸せな気持ちになれ、人に優しくできればと思えました。この記事を読んで下さった皆様の心も和らぎますように。

当面は遠征もないため、こうして大阪の名所を独りで巡ることや過去の大会の振り返りで旅行気分を演出しようと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

【番外編】京都お花見ジョグ(2020/3/30) 左京区編~桜の姿に春を知る~

四万十川桜マラソンのために取った有休をどう過ごすかを考えた時に、次に大阪を自由に出られるのはいつになるか分からないと思ったので、かつて暮らしていて思い入れのある左京区に行くなら今日だと決めました。概ね昨日の続きです。

早朝から、ひたすらジョグで移動を続けて、個人的な記憶をアップデートしていく時間で、平安神宮~蹴上インクライン南禅寺哲学の道~高野川~松ヶ崎浄水場疎水~京都府立植物園賀茂川~下賀茂神社出町柳という流れです。(一部東山区も混じっていますが、ご容赦下さい笑)

今日も人が少なく、時間が静かに過ぎて行ったため、二度と見られないような桜の本来の姿に、理屈ではなく春を知る体験ができたように思います。今回、もう一度見ておきたかった景色や味わいたかった食べ物の記憶も更新できたので、当面は大丈夫です。

スロージョグ(キロ7分)の時間は2時間20分程度、京都滞在時間は7時間30分程度です。桜に見とれて立っている時間は、心は和みますが、肉体的には結構きついですね。ずっとジョグの方が楽です。

いつまでも京都の生活を引きずっているようでは駄目だと思いながらも、自分を追い詰め過ぎずに赦してやることもきっと必要なのだと思っています。完璧な人間にはなれませんので。また新たな気持ちで頑張っていけると思います。

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