グロスで19秒、ネットで2秒オーバーしてしまい、それだけ聞くと気の毒な感じ(あるいはまたかよ勝負弱いなという脱力感)ですが、やはり三年ぶりにあの神戸マラソンを走らせていただけたことと、あらゆる策を尽くして三年前の自分を超えて最後まで粘ったことにより、あまり落ち込むこともなく元気にしています。
過去2年間は開催が延期となり、関西(に限らず全国)の多くのランナーも行き場のない情熱を抱えて悶々と過ごしてきましたが、ようやくリアル大会を開催していただき、あの頃と変わらない沢山の沢山の熱い応援を目の当たりにして、ああ戻って来たのだと万感の思いがこみ上げたのではないでしょうか。何と言うか、走っていてすごく幸せでした。
少し疲れてきた後半では会社の先輩が応援して下さり、初めてきっちり笑顔で応えられました。更に帰りの電車でお隣に座られたおばさまが話しかけて下さり、今日は三年ぶりに開催できて本当によかった、元気が出たと仰っていただけました。関わって下さる多くの方にとっても、思い出に残る一日になったと確信しています。やっぱり神戸マラソンがある一日は、関西には大切です。
ネットタイムは前半1時間30分、後半1時間30分1秒という巡航ぶり。7kmを30分切るくらいのイメージであまり細かくは見ませんでしたが概ね予定通り走れました。後半の向かい風はそこそこ強かったのですが、ここでずるずる失速しなかったことで、かつての自分に勝てると自信を持ち、40km地点でグロス3時間がきついと分かっても、何とかネットだけでも3時間をと投げずに走り続けたのが一番成長した点だと思います。
本当はネガティブスプリットで30秒くらい縮めるはずでしたので、物足りなくはありますが、今の自分を知ることができたと大きく頷き、今日できたこととできなかったことを正しく理解して工夫すればまだまだ伸びるはずです。なかなかやめられませんね。
年内は金沢百万石ハーフとみえ松阪マラソンで終了です。年明けは恒例のいぶすきと瀬戸内海タートル(どうしようか悩み中)が控えていますが、どれも観光目的です。次にガチで走るのは別大ですね。いつも3時間ギリギリで心臓に悪いレースを繰り返すのは辛いのですが、もう残り時間も少ないので、決めてしまいたいと思います。一緒に頑張りましょう。
今日は悔しい思いもありますが、それ以上に神戸マラソンが戻って来た喜びに感謝しながら、気持ちよく眠りたいと思います。神戸の皆様、今回も変わらず応援していただき本当にありがとうございました!「ありがとう」も、神戸マラソンも未来へつないでいきましょう!
前回挫けて後悔した記事もあります。この情けなさが糧になりました。
次のページには、写真もあまりありませんが、レース中のことなどつらつらと書いています。いつものふざけた長文より、こういうものの方がニーズがあるのかもしれません。ご感想などいただけると元気が出ます。よろしくお願いします。
準備
前々日(受付)
大会規模的に前日受付は混むに決まっていますので、夜が遅くなるのを承知の上で前々日に受付を済ませます。いよいよ神戸マラソンなのだという気持ちが高まります。ゼッケン受取りの際には「もう三回目です!」と伝えると喜んでいただけました。
毎回書いていますが、神戸といえばアシックスさんのおひざ元ですので、ブースも気合が入っています。試し履きは時間がなかったのですが、展示されているシューズについてスタッフさんに色々教えていただけました。私もエボライド(100kmに三回起用)やハイパースピード(短いインターバルに愛用)の素晴らしさを語っておきました(安いモデルばかりで恐縮です)。次にヴェイパー以外の勝負シューズを買うならアシックスさんだと思っています。
恒例の体組成測定は三年前とほぼ同じ数値でした。金沢マラソン、富山マラソンよりは体脂肪率が高く出ましたが、夜にスーツを着ているなど条件の差はありそうです。
毎回嬉しい絵手紙応援メッセージの展示もあります。一人一人にも渡され、本番はこの思いを胸に頑張ろうと思えます。
提携している熊本城マラソンのブースもあったので、2019年大会はお世話になりましたとお伝えすることができました。その時の記事もあります。また出たい大会の一つです。
前日
疲労抜きを最優先して、直前二日はオフにしました。富山マラソン直後は何故かほとんど筋肉痛もなく、むくみもないため体重も増えないという快挙(怪挙?)を成し遂げたので、二週間でピークに持って行けそうだと感じていました。富山マラソン後は土曜まで連日キロ8程度のスロージョグを重ね、日曜3分オンオフ×10、月曜有酸素ジョグ(60分11km)、火曜スロージョグ、水曜擬似本番スタート走1000×3(4分25秒、3分59秒、3分40秒)、木曜1分オンオフ×10という流れでした。今更頑張っても基礎的な能力は伸びないでしょうから、主に走動作の確認を行いました。振り返ってみても大体合っていたと思います。
土曜は一日家で本を読んで過ごしました。座りっぱなしはあまりよくないのですが、外に出かけるのも億劫なのでやむなしです。
そして恒例の穀物を食べまくる儀式を執り行い、心と身体を満タンにします。この食事自体は富山マラソンと比べても大差ないのですが、そこに至るまでの食生活に改善点があると分かったので、見直したいと思います。
当日
レース前
22時20分頃消灯、5時20分頃起床です。雨ががっつり降っており、いつ以来だろうと思いつつ、スタート前待機時に被るビニールを用意しました。幸い現地到着時には雨が止んでおり使う機会はなかったのですが、準備しておくと心にゆとりが生じます。
朝食も軽めにしておきます。三年前野菜が多過ぎて失敗した反省を活かしています。シャワーは慌ただしくなるのも嫌なので省略しました。前日にまとめておいた装備のセットを手早く身に付け、一応トイレも済ませて出発です。
6時58分梅田発7時30分三宮着の阪神で移動です。経験上、レース前に本やスマホを見ると疲れるので、何もせずに目を瞑ってただ運ばれていきます。何とか座れてラッキーです。
到着後、雨は避けたいことから地下を移動しましたが、少々迷いました。まあ地上に上がってしまえばしっかり誘導がありますので、荷物預かりのトラックまでもスムーズでした。
なお、他の方の情報によると、トイレは南の方の公園まで行けばかなり空いているそうです。確かに駅地下は行列でしたし、少し遠くても結局短縮できそうです。
歩きながら、久々のヴェイパーは柔らかいなと感じていました。でも不思議なことに走り出すとそこまで柔らかくは感じないんですよね。クッションの威力は絶大で、かつて感じたような足裏の痛みはほとんど無いのは厚底のすごみだと思います。
持ち物は大体固まって来ました。経口補水液は水500mlに対して2袋で結構濃い目にして、アミノ酸を溶かしたものと、カフェイン入りのジェルを溶かしたものをジェルフラスコに入れます。アミノ酸の粉も前半ならまだ飲めるので持参します。ゼリーはスタート前と序盤に飲みます。アミノバイタル粉とプロテインバーはフィニッシュ直後用です。エイドの給水を確実に取っていけば、これで足ります。
早々に荷物を預けてしまいタスクも無いので、8時10分頃にはスタートエリアに入ります。Aブロックの前の方に行けたので、スタートロスも17秒で済みました。座って体力を温存し、心拍数も普段と変わらないことに自信を持ちます。スペースの都合上、動的ストレッチはあまりできませんでしたが、仕方ないです。肩甲骨周りはいくらか動かせました。
スタートセレモニーの黙祷の時間にでかい声で飛沫をまき散らして喋りまくる59歳くらいのおじさん達がいただけなかったのはまだ我慢できるとして、スタート直前に花壇に立小便をしているあほが自分のすぐ後ろにいたことには極めて腹が立ちました。世界一マナーのよい大会を目指していますので、あんなあほは二度とエントリーしてほしくないです。
それはともかく、有森裕子さん、野口みずきさん達も勿論ですが、あの田中希実さんもおられることに気合が入ります。重心の位置を高く保ち、ピッチを刻もうと改めて確認します。
レース
前半(順風だが意外と細かなアップダウンも)
フラワーロードを左折するといきなり応援が多くて、神戸マラソンの変わらないよさを感じます。恒例の龍の舞もあり、神戸らしいスタートを切ります。細かく曲がることもありますが、最初の給水に向けて広い道路を進むのは贅沢な時間です。
雨は上がっていたものの風がやや強い印象でした。とりあえず折り返しまでは順風なので気になりません。前回は3時間10分のペーサーを抜くのに数kmを要しましたが、今回は最初で前に出られたので楽でした。そこからサブ3のペーサーに付くとコースの狭さから給水で神経を使うので、前半は前を走る集団は特に意識せずに行きます。
今日は7kmを30分を目安に走りました。後半上げるもスロースターター過ぎて間に合わないパターンも重ねてきていますので、今日は程々で入ります。順風の力もあり、入りはネット29分55秒くらいでした。
何となくフラットなイメージがありそうですが、実際には線路をまたぐための陸橋や中盤の橋もあるので、油断していると無駄に疲れます。ここは腕振りとピッチを工夫して体力を温存することにしています。13kmくらいの下りで、“サブ3にはペーサーとの距離がこれくらいあって丁度いい”と言っている方がいて、成程そうなのかと思いました。彼にはその後結構置いて行かれましたが、そこでも焦りませんでした(なお、36kmくらいで逆転したと思います)。
混雑に辟易することもなく無理せず走れて14kmで59分40秒くらいだったと思います。5kmごとのラップでは15kmまで21分27秒、17秒、20秒とまあ安定したペースです。ここ最近は、全力を出すということは、自分の力を42.195kmで出し切ることであり、最初から飛ばした結果途中でへばって終了というのは自分の目指すところではないと割り切っています。
中盤(折り返しからの逆風)
15kmの先に二回軽めの橋の上り下りがあり、嬉しくはありませんが、この辺りでトップの海外特別参加選手の集団とすれ違い、その走力に惚れ惚れします。直線では石川県のマラソン界では誰もが知っている一花建選手(加賀屋グループ)もいて、自分も頑張らねばと思います。この周辺も応援が沢山で、子供たちが声を合わせてランナーを励ましたり、遠くの建物からも声援が飛んだりで、やっぱり神戸マラソンの応援はすごいと思うばかりです。
くら寿司が見えてくると折り返しですが、自分の少し目の前で対岸の(折り返してきた)選手が転倒し、コーンとポールが吹っ飛んできて危なかったです。自分はどうにか避けられましたが、肝心の転倒された方はおそらく脚も負傷したでしょうから心配です。大事に至らなければよいのですが。
折り返してからはもろに逆風になりましたが、ここまで楽させてもらっているわけですからブーブー言えた義理ではありません。誰かしら周りにいますので、できるだけ単独走にはならないように気を付けて、前から落ちてくる人を拾っていくことにします。
中間点ではネット1時間30分、17秒のスタートロスを考えても後半1時間29分30秒で間に合いますので、今日はいけると思いました。大きく上がることはないのですが、風や細かなアップダウンに一喜一憂せずピッチを維持することを意識します。無理して上げた感じのするランナーもしばらく行けば落ちてきますので、自分の感覚だけを頼りに走り続けます。
25kmで上る箇所も頭に入っていますので少々のタイムの落ち込みには怯むことなく淡々と進みます。27km手前のエイドは走路が狭くて取りにくい記憶があるのですが、今回も集中して無事に取れました。コップの潰し方も上達したので、顔にかかることもなくスポドリを数回に分けて飲み、暑さも感じるので水は飲めれば一口、ゴミ箱まで余裕がなければ掌と腕、首筋を濡らすということを繰り返しました。最後まで脱水はなかったので、今日の気候であれば十分だったのだと思います。逆風は身体を冷ましてくれるという意味では味方です。
この辺りで、普段大阪城公園で独特のフォームで走っておられる方がいたのでご挨拶するべきかとも思ったのですが、ちょっとしんどそうだったのでそのまま横を通りました。関西の大会に出まくっていると、稀に知っている(が話したことはない)方に出くわすことがありますが、人見知りなので何かが起きたことはありません。
中盤戦も終わりにさしかかり、少し焦りも出てきたのですが、ここで沿道におられた会社の先輩(須磨在住)が私を見つけ、声をかけて下さりました。もしかしたらおられるかもと思いつつも見つけることは困難と諦めていただけに、とても嬉しかったですし、ここは頑張りたいと思いました。明日お礼を言っておかねばなりません。
28kmできれいに1時間59分台、20km以降のラップは21分30秒と26秒と多少落ちてはいますが、十分盛り返せる範囲です。
後半~終盤(やはり神戸大橋の上は甘くなかった)
30kmで少し視界が開け、市街地へと向かいます。前回はここで心折れて失速しましたが、今日はまだ余裕がありますし、何よりも前回の自分を今まさに超えているという事実が勇気づけてくれます。
周囲も大分辛そうで、沿道からの声も熱が籠ります。細かなタイムは見ないで、この人たちと走って行けば3時間を切れると思える人に付いては抜き、ということを繰り返します。
32km辺りで一つ目のイオンが見え、あと3km行くだけで最後の7kmだと少し元気が出ます。まだ上げられるというか、お腹がつぶれる感じもなく、できるだけ重心の素早い乗り込みを意識してヴェイパーに運んでもらう感触を大事にします。仙骨が後ろから押されるイメージは走っている最中も何度も何度も確認しました。ただ、ピッチを見ると、最初の10kmは落ちても190台中盤だったのですが、徐々に下がってきて190spmくらいが続いていたようです。それでも何とか腕を振り、上げて行こうと粘ります。たらればになりますが、今振り返って思うのは、やはりここでもう少しだけ勇気を振り絞って上げておくべきでした。仕掛けが遅かったのは自信の無さの表れかもしれません。
35kmの二つ目のイオンが見えればもうあと2kmで浜手バイパスですので、右折を心待ちに進むのみです。グロス2時間29分58秒、計画通りです。ここから上げる作戦でした。右折後にエイド、一番応援の多い所を右折したら浜手バイパスです。この辺りでは勝負をかけるしかないので、意識的にもう一段上げたつもりでした。ヴェイパーの感触も、ポッポッと力強くなっていました。ただ、それがヴェイパーの使い方としてよかったのかは微妙ではありますが、諦めないぞというヴェイパーからのメッセージのようにも思いました。
浜手バイパス自体は普通の陸橋+αくらいの高さなのですが、やはり終盤で弱っているので堪えます。ここしかないので腕も後ろに大きく強めに振り、掌も下に向ける勢いです。行くしかないと腹をくくって坂に向かうランナーからは、まだいけるという希望と苦しくて持たないかもという悲壮感が混じったオーラがほとばしります。
ピッチは落とさないようにしてどうにか上り切ると、何となく下っているようなように感じます。ただ、実際はおそらくそんなことはなく、感覚の割に進まないという気分になります。神戸大橋は甘くはないのです。それでも、ここに来ても力強い応援がありますので、何とか前に進み続けることができました。この、屋根のある空間の中を必死に進む光景はあの時と同じだと思い出していました。
前回以上には走れているという手応えを感じつつ、最後の給水を取って進み、40kmでグロス2時間51分22秒(30km以降21分23秒、24秒)。プランより22秒オーバー、金沢マラソン並に上げてもグロスでのサブ3には届きません。三年前はここで2時間52分台を見て心が折れ、一生懸命走ることを放棄して悔やんだので、それを繰り返すことだけはできません。ネットならまだ可能性はあると信じて、どうにか粘ります。
神戸大橋を走っている間、一人明らかにアンダーピッチの方がいて、抜きつ抜かれつを続けていたのですが、最後の下りで爆走していき、着いて行けませんでした。おそらく彼はギリギリ間に合ったと思います。脱帽です。
右折してすぐ左折、歩道橋で左折して信号二つで右折、最後の直線です。ネットもダメかもという恐怖と、とにかく最後まで走らないと後悔するというそれ以上の恐怖、そして結果はともかく今日ここで走らせていただけたことのありがたさが入り混じった複雑な心境のまま、最後の最後に一人抜いてフィニッシュ。ラスト8分56秒と崩れなかったのはよかったのですが、ネガティブスプリットは決まらず、ネットタイムでも3時間0分1秒という結果に終わりました。
アフター
終了直後はもっとショックを受けるかと思ったものの、前回の自分からはあらゆる面で成長できた満足感があったためか、あまり落ち込むこともなく笑顔でタオルとメダル、プロテインに水を受取り、これからのことを考えました。
ピッチは全体で193spmだったとはいえ、後半下がっているのは事実なので、重心の素早い乗り込みをもっと強く意識し続けなくてはなりません。前半頑張ったから後半落ちても仕方ないというような気持ちになると勝ち目はないので、前半抑えて退路を断ち、後半力強く上げて行くようにした方が自分にはよさそうです。今日は後半上げられませんでしたが、落ちもしませんでした。風がある時は後半落ちてくるランナーを順番に拾う作戦もよさそうに思いました。
あと、高い買い物なので認めたくはないのですが、おそらくヴェイパーは28.0cmだと自分には少し大きいのだろうと思います。シューレースはかなり強く締めてフィットするようにしているものの、少しシューズの中で動いていしまっていて、黒爪にもなりがちですので。
ついでに、これも認めたくないのですが、もしかすると自分はレースに出過ぎなのかもしれません(今更!?)。金沢・富山とフルの連戦とはいえ、二週間インターバルがあればいけると思いましたが、自覚のないところでダメージもあり得ますし。ただ本数を減らすと、生涯で見ることのできなかった景色や味わえなかった喜びが山ほど残ってしまうので、それも我慢ならない、生きているうちにとことん楽しみたいという欲張り根性との均衡は悩みどころです。
今回は待ち合わせ広場はあったものの、屋台はなく、いつもに増して何もない景色でしたが、次回以降また飲食コーナーが開催できる程度に世界が落ち着いて欲しいと思います。チャリティバス250円は絶対に座れますし快適です。
三宮地下では何か食べたかったのですが、男子トイレがないなあと歩いているうちに改札に辿り着いてしまったため、大人しく大阪に帰りました。
たまたま隣に座られたおばさまが、話しかけて下さり、今朝三宮で警備をしておられたとのことでした。雨が止んでよかった、今年三年ぶりに開催されたことで自分も元気が出たと仰っていただき、私も走らせていただけて嬉しかったです、朝早くからありがとうございましたとお伝えしました。こうしてお話しできる機会があると、それだけで心が満たされるように感じます。やはり神戸マラソンが開催されることは、関西在住の我々には大切なことなのです。
来年も是非、という話になりましたので、今年で終わりになるかもと考えていた神戸マラソンですが、やり残したことをそのままにはできませんので、きっとまた走らせていただくことになると思います。なかなか終わりが来ないものです。
最後に
三年ぶり三度目の参加となった神戸マラソン、三度目の正直ならず相性が悪いのではと毎回思わないでもないのですが、やはりあの沢山の沢山の熱い応援の中を真剣に走る経験は、苦しかろうと結果が望んだものでなかろうと、間違いなく幸せなことです。大会テーマの「感謝と友情」は、生きている限り自分自身を支えてくれるものですので、神戸マラソンと共に大切にしていきたいと、また教えられた一日でした。
大会の魅力だけでなく、個人的にもどうしても目標をクリアできないこともあって、神戸マラソンはやめられませんね。これもご縁ということなのかもしれません。「ありがとう」を未来へつながなくてはなりませんし。またよろしくお願いいたします。
応援、運営、交通規制へのご協力など、大会に関わって下さった全ての皆様に改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
こんなところまでご覧いただき本当にありがとうございます。コメントなどいただけると励みになります。