参考になる(かもしれない)旅ラン日誌

きっと貴方が好きな大会が見つかります。

金沢マラソン2017(2017/10/29) 終始笑顔で楽しく走れます!是非是非多くの方に走っていただきたい極上の大会です!

2018年大会(第4回大会)の記事もあるのにまた書くのかよと思われるかもしれませんが、2019年大会目前となり楽しみに待ち焦がれる気持ちが強まってきましたので、2017年大会も書かせていただきます。金沢マラソン2015でマラソンにどハマりして以来全国を巡っていますが、やはりこの大会は圧巻です。

応援が多い!

道の両側、遠くからも声援が。野球少年のハイタッチが。トンネルの中にも元気な女性が。太鼓、吹奏楽、纏が、次々と迎えてくれて力をくれます。金沢にこんなに人がいたのかと驚きます。ボランティアスタッフの皆さんもとても熱心に応援して下さり、親切です。強い雨の中、本当にありがとうございます。

食べまっしステーションがすご過ぎる!

30種類以上とか桁違いです。やり過ぎと言ってもいいでしょう。香り箱、どら焼き、きんつば五郎島金時、カツカレー、パウンドケーキと大喜びでいただきました。食べるだけでも一大エンターテインメントです。

ゲストも豪華!

野口みずきさんとのハイタッチ、稲村亜美さんのレポート、偉人揃いのゲストペースランナー等、並々ならぬ気合いが入っています。

コースも走り易い!

前半の上りは少しで後半はフラットです。景色も街中、城下町、農道等々細かく変わり楽しいものです。

金沢最高!応援ありがとうございました!2019年大会もよろしくお願いいたします! 

www.kanazawa-marathon.jp

f:id:savarun:20191020113356j:plain

f:id:savarun:20191020113426j:plain

f:id:savarun:20191020113452j:plain

f:id:savarun:20191020113515j:plain

食べまっしステーションに8番らーめんエイドも加わった2018年大会の記事はこちらになります。コースも鼓門まで行くルートが復活したので、2019年のイメージはより近いはずです。2017年より食事と撮影の腕が上がっていますのでよろしければ是非。

savarun.hatenablog.com

更に、石川三大会は2017年度、2018年度と完走しており、記念品と記録証をいただいています。2019年度も三大会とも出場予定です。

savarun.hatenablog.com

savarun.hatenablog.com

 前日

大阪からサンダーバードで移動し、毎年安定の音楽堂交流ホールでの受付です。駅直結で雨が降っても問題ありません。明日は頑張って下さいと笑顔で言葉をかけていただき、こちらも笑顔でお礼を言います。やる気が益々出てきます。スムーズに参加賞を受け取って流れるようにTシャツ受取り、企業ブースへと向かいます。

折角ですので金沢在住の母にもマラソン大会前日の空気を味わってもらおうと、待ち合わせてブースを回りながら説明しました。見た所喜んでくれてはいたようです。翌年は行きたいという希望もなかったので、そこまで楽しくなかったか、満足してくれたかのいずれかだと思います。

f:id:savarun:20191020125519j:plain

トロフィーにしてもメダルやタオルにしても、毎年凝ったデザインです

実家泊ですのでゆったりと過ごし、パンフレットを隅から隅まで眺めて、翌日何を食べるかをチェックします。まあ当日は出たとこ勝負ですので、単に妄想をたくましくしているだけなのですが。

f:id:savarun:20191020125610j:plain

野口みずきさんを始めとする偉人達のお写真が所狭しと並びます

f:id:savarun:20191020125827j:plain

この陣容はただ事ではありません

レース

起床5時半、6時間近く寝たのでまずまずです。ほぼ通常どおりの食事ですが、温泉玉子はすごくおいしかったです。山代温泉のものかと思います。食後まさかの二度寝に突入してしまい、シャワーの時間はありませんでした。実家の罠とでも言うべき現象です。

f:id:savarun:20191020125948j:plain

当日は気分の高揚から、ついつい食べ過ぎてしまうおそれがあります

2015年大会の慣れもありますので、少々時間がなくても焦らずに歩きます。道中、他のランナーさんもおられて、頑張るぞという気持ちになります。

会場に着いて荷物を預ける段になって、愛用しているアミノバイタルゼリー赤を忘れたことに気付きました。会場には物販がないため調達ができず少々困りましたが、言っても始まらないので諦めて整列します。ここでふと、そうだ沿道で応援してくれる母に手渡してもらえばよいではないかと思い立ち、連絡を取ります。いい大人が情けないことですが、ともかく後程無事に受け取ることができました。

今日の最大のミッションは30kmの食べまっしステーションでカレーを食べることだと決めていました。走りながらカレーを食べたことはなかったので、結構勇気の要る冒険です。果たしてその時に自分の身体はどうなってしまうのでしょうか。何も分かりません。ともかく、カレーを食べつつ3時間20分を切れれば御の字という設定で、写真も積極的に撮ることとします。シューズはミズノのスペーサーです。

スタート時には雨がほぼ降っておらず、開会式も楽しみます。金沢ですので雨は降るものだと思っておくと慌てません。弁当忘れても傘忘れるなと言うではありませんか。気温は雨で丁度いいくらいです。マンホールや金属の蓋は要注意ですが、水たまりは少な目です。

f:id:savarun:20191020130300j:plain

芸能人の方も多く、大会を盛り上げて下さります

f:id:savarun:20191020130400j:plain

消防団による力強いセレモニーです。無事に走り切れますように

スタート直後の混雑は危ないので相当集中しました。いきなり纏に太鼓にと盛り上がります。ここまでしなくてもと驚く程の応援です。2015年にここで受けた衝撃があまりにも強烈で、その後全国の大会に出続けることとなりました。もうここだけでお腹いっぱいになるかと思うくらいの強力な応援応援、また応援です。

f:id:savarun:20191020130636j:plain

スタートラインまでは歩くことになります

f:id:savarun:20191020130712j:plain

野口みずきさん、稲村亜美さん達のお姿を間近で拝見することができました

f:id:savarun:20191020130810j:plain

金沢城公園エリアは応援の方に埋め尽くされています

f:id:savarun:20191020131013j:plain

消防団の纏は華があります。カッコいい!

f:id:savarun:20191020113356j:plain

金沢のおもてなしここに極まれり。美しい着物で送り出していただきます

f:id:savarun:20191020131230j:plain

太鼓の演奏も響き渡ります

2017年は金沢駅まで行かないコースだったため、折り返しは早目です(その分終盤で距離調整があり精神的に少々長く感じますので、鼓門まで行く2018年大会のコースの方が楽に感じられると思います)。香林坊、片町エリアで3時間半のペーサーを抜いてからは混雑もありませんでした。

f:id:savarun:20191020131501j:plain

この街中を貸し切りで走れるとは、何回走っても夢のような時間です

f:id:savarun:20191020131550j:plain

犀川大橋を目指して進む時間も贅沢です

広小路から寺町の上りや山側環状も、2年前とは全く違って楽に感じられました。帰省する度にイメージしながら楽しみに走っていましたし、しかも今日は道の両側に応援して下さる方が沢山いて、嬉しくてしょうがなかったです。ハイタッチをしてくれる少年野球チームも一つや二つではありません。纏は勇気もいただけますし、「がんばりまっし!」の横断幕がまたいいですね。

f:id:savarun:20191020113426j:plain

山側環状の消防団も毎年力を分けて下さります

最高点でも写真を撮りつつ、トンネルを抜けていきます。トンネル(たしか二つ目)の中には、毎年大声で応援して下さる女性がおられ、長時間あんなに声を出していただき、頭が下がる思いです。この辺りでやや速い気がしました。タイム的には4'29"/km前後で、自己ベストが3時間14分台(とくしまマラソン2017)だった当時としてはやや速いです。

f:id:savarun:20191020131928j:plain

この年は最高点が10km付近でしたが、2018年ですともう少し後ろになります

f:id:savarun:20191020132102j:plain

最高点を過ぎると下りのトンネルです

f:id:savarun:20191020132411j:plain

最初のトンネルを抜けると、雲と山が幻想的な空気を醸し出します

当時の私の力では写真は撮れませんでしたが、最初の食べまっしステーションでは香り箱カニかま)をゲットしました。前日のエキスポで予習済みです。ここは指で掴んで食べます。

15km過ぎで野口みずきさんとハイタッチできました。アテネ五輪金メダルの生ける伝説とも言うべき存在ですから、その応援に勢いを得ます。とくしまマラソンでも力をいただきました。この辺りは夏にLSD的に走った時には左足首が痛かったなと思い出します。エイドで人気の塩熱サプリを取り、街並みの写真を撮りながら進みます。応援も距離が近く、楽しいエリアです。

f:id:savarun:20191020132709j:plain

金沢らしさを感じられる旧街道まちなみゾーンです

二つ目の食べまっしステーションは百万石和菓子スポットなので見逃すわけにはいきません。どら焼きに続いてきんつばを掴みます。むせるしスピードも落とさざるを得ませんでしたが、かなりスムーズに取った方なので練習の成果が出たと実感します。しかし残念なことにいがら饅頭は逃しました。欲張り過ぎると駄目ですね。とにかく種類が豊富で目移りしてしまうのです。ここにはレポーターの稲村亜美さんもおられましたので、その麗しきお姿をこの目に焼き付けます。

f:id:savarun:20191020132904j:plain

食べまっしステーションが近づいてきましたぞ!

f:id:savarun:20191020132946j:plain

甘くておいしいきんつばです!お上品な味!

中間点を過ぎてキロ4分半を切るくらいで落ち着いたので、まあこんなものかもと思いつつJRの下を抜けます。25kmくらいで予想外に3時間15分のペースランナーに追いついてしまい、このまま先に行くべきか少し迷いましたが、どうせカレーで止まって吸収されるし、集団で走る練習にもなるだろうからと一緒に走ることにします。感覚的には休んでいるような時間です。

集団の中にいながらにして次の食べまっしステーションで五郎島金時をゲットできました。これも甘くてうまいのです。この辺りから雨がやや強くなってきましたが、怯まずに帽子を被ったり脱いだりして流します。走りながら休むことにしていたこともあり、この区間だけ4'34"/kmと遅かったです。途中でボカロの代表曲である「千本桜」の演奏がありテンションが上がります。

浅野川を過ぎると待望のカレーで、折り返す前にカツ入りとカツなしがあることを確認しました。ここは迷わずカツカレーを取りましょう。土産話として盛り上がるからです。

ここで集団から離れて折り返し、手を大きく振りながらカレー取るぞアピールをします。少し止まりつつも指を突っ込む勢いでカレーを掴み、走りながら食べます。サブ3時間15分集団で唯一カツカレーを味わい、見せ場を作りました。

フルマラソンでのカレーは、もっと食べにくいかと思っていましたが、雨で涼しかったこともあり案外楽に食べられました。カレーうめえと言いながら走っていました。この日の経験で大丈夫そうだと分かったため、隠岐の島ウルトラマラソンや榛名湖マラソンでもカレーを食べる等、フードファイターとしても盛り上げる道へと進むことになります。何となくイメージだけでビビる方も多いかと思いますが、やってみるとそこまで身体への負担はありませんでした。

f:id:savarun:20191020113452j:plain

走りながらでも案外食べられます。カレーの辛さが元気をくれます

とは言え、一気に食べるときついので、少しずつ食べて次のエイドで容器を捨てます。35kmくらいまでペーサーに付いていって休もうと考えていましたが、4'34"/kmは自分には遅いと感じたので、金沢駅を待たずして前に出ることにします。

金沢駅からの直線(駅西50m道路)は2年前に減速した場所でしたが、雨の中、怯まず攻めて3時間15分のペーサーは全員抜きます。この辺りで3時間13分台は狙えるとわかりました。最後の食べまっしステーションで上手くお菓子が取れず減速した際に左腿にダメージを受けます。しかし意地でも食べる必要があったのでパウンドケーキ(?)をいただきます。ここでも写真が撮れなかったのが返す返すも残念です。

その先はあまり落ちる感覚もなく、折り返しごとにペーサーとの距離も開いていることが分かったので(雨で眼鏡の視界が悪かったものの)気分よく進みます。前回ラスト5kmは死にかけていましたが、今日はあの日とは全く違うという実感が力になりました。金沢に住んでいた祖父母に感謝しながら走っていました。

ラストは大町であれだけ上げられたのだからと腕を振って強気で進みます。多少力みはありましたが、最後まで腕が痺れることはありませんでした。感覚的にはいつもよりピッチが速い気はしました。(この最終盤でゼリーの容器をポイ捨てするカスランナーが目の前にいたので、頭に来て叱責しました。二度と来ないでほしいです。)

35kmからは4'23"/kmに上がり、残り2kmでベストが出ると気付きます。競技場に入る頃には疲れていてもういいかなとも思ったけど、入口直前で「ようこそジャパリパークへ」が流れてきて笑い、元気が出ました。勝負を仕掛けてきた若者に一度抜かれたのですが、彼が思ったより伸びなかったので、直線に入ってからギリギリでかわしてフィニッシュしました。40km以降は4'14"/kmでした。3時間11分台、自己ベスト更新です。

今回は楽しむことを最大の目標に走りましたが、途中の応援が素晴らし過ぎて自然と頑張れてしまいました。自分の家系は石川、金沢にあるため、過去にいいことも悪いこともあった特別な場所ですし、ランナーとしても二年前にフルを走る喜びを知った思い入れのある大会です。ここでベストを出せたのは本当に嬉しかったです。

f:id:savarun:20191020113515j:plain

完走メダルは本当に凝っています。流石は芸術の街でもあります

アフター

完走証発行所では「楽しかったです!日本一の大会ですよ!」とお礼を言い、荷物もスムーズに受け取ります。更衣スペースは結構余裕がありますので、手早く着替えてから屋内で存分に食べ物を楽しみます。途中食べ過ぎてあまりお腹が空いていないながらも能登豚串は美味しくいただきました。ペールエールゆずエール能登ワインと立て続けに飲んだので酔っ払ってしまいました。すごくライトな飲み口ながら、アルコールは入っていますので。種類が豊富でどれもうまいのです。

f:id:savarun:20191020133721j:plain

雨でも安心の屋内展示場には多くの屋台が並びます

f:id:savarun:20191020134211j:plain

まずはたんぱく質です

f:id:savarun:20191020133808j:plain

地ビールは毎年いただいています

f:id:savarun:20191020133836j:plain

選択肢が多くて迷うこと間違いなしです

f:id:savarun:20191020133936j:plain

能登ワインは果実の魅力に満ちた逸品です

能登島ロールマスカルポーネチーズのジェラートにも襲いかかります。流石に石川は凝った食べ物が豊富です。皆遊びに来ればいいのにと常々思っています。

f:id:savarun:20191020134120j:plain

今日だけは甘いものもとことん食べるぞ!

f:id:savarun:20191020134613j:plain

思い返すとまた猛烈に食べたくなってきました

f:id:savarun:20191020134656j:plain

いくらでも食べる勢いです

f:id:savarun:20191020134748j:plain

屋外の出店も見逃せません

スタンドで観覧もできますので、時折強まる雨の中、2年間で大分成長できたなあ、これもここまで育てて下さった方々、今も支えて下さる方々のおかげだなあ、と感謝の気持ちを抱きつつ、しばし感慨に浸っていました。

f:id:savarun:20191020135227j:plain

ランナーも応援の方々も、皆様お疲れ様でした。この光景は何度でも見たいですよね

駅までのシャトルバスは列が長くて時間がかかるのかなと思うのですが、スタッフの方の手際もよく、案外早く流れます。乗った後の渋滞がそれなりにあり、立っているとしんどい点は覚悟しておいた方がいいかもしれません。まあ何で渋滞しているかというと我々が走っているからですし、不平を言う筋合いにはありませんね。

夜は地域経済へのささやかな応援の意味も込めて雨の中近所の銭湯にお邪魔しました。設備もよく手入れされていて快適で、疲れを癒した後の身体にコーヒー牛乳が染み渡りました。

f:id:savarun:20191020135556j:plain

その後も折に触れてこちらの銭湯は利用させていただいております

翌日は午後から出勤のため、早い時間のサンダーバードで大阪へ戻りました。もう少しゆっくりしたかったですが、また何度でも来るからいいさと思うことにします。この後も帰省以外に、北陸の大会への遠征の度に金沢には訪れています。

f:id:savarun:20191020135645j:plain

ある種のエクストリーム出勤です

まとめ

いかがでしたでしょうか。金沢マラソン2015以来、2年ぶりに走って改めて自分がマラソンにハマった理由を再認識しました。これは純粋に楽しいです。この喜びは味わってみないと分かりませんし、是非多くの方に走っていただき、分かち合いたいと強く思います。ハマりたくない方は避けた方がいいくらい楽しい大会です。

何と言っても応援が多く、沢山の力をもらえ、エイドも充実している上に運営もスムーズでとにかく楽しく走れますので、これ以上望むものはないくらいです。個人的には日本一の大会ではないかと思っています。超オススメです。

金沢の皆様、毎回こんなに素晴らしい大会を作り上げていただき本当にありがとうございます!2019年大会も、普段の生活も、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!