参考になる(かもしれない)旅ラン日誌

きっと貴方が好きな大会が見つかります。

第38回館山若潮マラソン(2018/1/28) 流石は老舗と唸ること間違いなしの運営!房総フラワーラインも走れます!

普通の関西人にとっては房総半島の先に行く機会はそうないのですが、人気の大会なので意を決してエントリーしました。38回の歴史を誇り地域に愛されてきた一大イベントで、参加して本当によかったです。特筆すべきは、
・運営の安定感:前日受付のバスも多いです。コースの誘導もしっかりしていて分かり易いですし、ゴール後の導線もよかったです。ふるまいも食べ切れないくらいいただけます。
・地域挙げての温かい応援:宿泊先のペンションフローラのオーナーご夫妻がものすごく親切な方で、会場まで送って下さった上ボランティアの応援まで。35km辺りでまけないでを合唱して下さっていたお母さん方にも力をいただきました。
・景色も楽しめ、程よい難易度のコース:後半坂が増えるので前半抑えてネガティブスプリットを決めれば自信になります。29km手前で丘の上から海を見渡せた時は気持ちよかったです。
といった点かと思います。

2019年は台風が大きな被害をもたらしてしまい、お世話になった館山の皆様がご無事だろうかととても心配しています。少しでも早く平穏な生活が戻られますようにという願いを込めて記事を書くと共に、また館山若潮ラソンに参加することで地域を応援できればと思っています。

www.tateyama-wakasio.jp

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 前日(移動と受付)

伊丹→羽田、羽田から館山へは直行のバスを選択しました。バスの本数は限られますが、最短ルートで90分程度ですので非常に助かります。鉄道で行くとかなり時間がかかるのです。

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狙い通りに一番前の席を確保して景色を楽しみます

無事に館山駅に到着しました。海が駅から近く、気持ちいい気候です。館山湾からは遠くに富士山が見えます。ありがたいので拝んでおきましょう。

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レトロかつお洒落な駅舎です

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歓迎の横断幕が嬉しいですね。本当に地域に愛された大会です

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前日受付会場へのバスが発着する西口はこんな感じです

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ラストはここを北上します

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海岸沿いを歩くと日常の悩みも忘れます

前日受付、前夜祭会場へのバスは多く、スムーズに移動できます。金哲彦さんのコース攻略もあります。ここで教わった“14km毎で区切る”という発想は大いに参考になり、今でも重宝しています。

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マスコットキャラクターのダッペエさんにもお会いできました

駅までは歩ける距離でもありますので、きょろきょろしながら歩いてみました。夕暮れの海を見たくなったため、もう一度海沿いに出ます。

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遠くに富士山も見え、非日常の美しい光景です

ラソン前日の夕食は、定食をガッツリ食べたいですよね。そんな貴方には館山駅すぐ側の館山食堂さんをお勧めします。「盛り盛り定食」だったかと思うのですが、特に刺身が分厚くおいしいです。これで850円は良心的過ぎです。大阪からマラソンのために来ましたとお伝えすると、応援もしていただけました。ごちそうさまでした。(喫煙可というのは大幅減点要素ですが、18時前に行けば空いているので煙たくもないでしょう。)

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これは満足度が高いです

食後、駅からバスに乗って宿泊予定のペンションフローラさんを目指します。電話で頼めばバス停まで迎えに来ていただけたのですが、何となく気が引けたので歩いてみることにします。

バス停から宿までの道はかなりの部分街灯もなく、月明かりだけを頼りに歩きました。月だけでこんなに明るいものなのかと感心します。結果的に翌日のコースの下見にもなったのが精神的にもプラスでした。

ペンションフローラのオーナーご夫妻こんな親切な方がいるのかというくらい親切な方です。趣味のスキーのために海外まで出かけておられることや、この時期のフルマラソンは少ないが勝田全国マラソンとは日が被っていること、毎年ボランティアとして参加しておられること等、色々なお話しも伺えて、楽しい時間を過ごさせていただきました。スキー中の事故で脱臼されていたのが心配ですが、あの笑顔の前には悲壮感は一切なく、ただただこちらも幸せな気持ちになりました。是非とも一度は宿泊して、直接お話ししてみて下さい。その偉大さが分かります。

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お部屋もきれいで快適そのものでした

レース

11時半就寝6時過ぎ起床です。レースは10時スタートと遅めですし、朝食は7時過ぎにゆっくりといただきます。とってもお洒落でおいしかったです。前日の間食の量が多かったため朝食は写真に加えてリンゴパンを食べたくらいです。

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ラソン関係なしに旅行に来たかのようなお洒落さです

朝食時に、今日はどれくらいで走るのかと聞かれたので、3時間10分くらいですと言うとそれは速いと驚いて下さりました。奥様はボランティアとしてコース誘導をされるとのことでしたので、きっとお会いしましょうと約束します。ご主人には何と会場まで車で送っていただき、あっという間に到着です。感謝感謝です。

レースの位置づけは、本番の東京マラソンで3時間5分以内を狙うためのステップレースです。シューズは奈良マラソンエキスポで購入したエンペラー2です。東京マラソンではスクイズボトルが使えませんので、フルマラソンでは初めて持たずに走ることを試します。

走りとしては前半抑える感覚を確かめつつ大体3時間10分辺りを目指します。自信がないと1時間半後の自分を信じられずタイムの貯金をしようとして失敗するので、ネガティブスプリットで駄目ならどうせ駄目と肝に銘じるようにします。

スタート渋滞はいつものことなので焦らずに走ります。1kmでちらりと時計を見ると5'15"くらいかかっていたと思います。序盤でいきなり金哲彦さんに会えたので握手をしていただきました。ご存知の通り、笑顔が優しく素敵な方でした。

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会場前の道路からスタートです

5kmは4'45"/kmでしたので、相当抑えていたのが分かります。そこからは4'30"/kmを目安に、とにかく余裕を持って20秒台前半にならないように気を付けました。

実は期待より海沿いを走る場面は少ないのですが、それ以上にこの日は寒くて指がかじかみ、スマホの操作に自信が持てなかったため写真が全体に少ないです。どうにか8km辺りで撮ることができてよかったです。

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海沿いを走れるのも嬉しいですね

楽しみにしていた房総フラワーラインも寒さのためか菜の花があまり咲いておらず、少々残念な気もしましたが、まあこれはこれでありかなと思いながら進みます。この辺りは直線が続きますし、自分のペースで走り易いエリアです。何故か前と間が空いてしまう場面もありましたが、速いランナーにはつられず先に行かせ、ペースを守ることができました。前半は1:36:43で大体感覚通りです。

22km付近で左折してからは上りなので気を引き締めます。26km辺りで3時間15分のペーサーに追いつきました。このまましばらく運んでもらおうかと思ったものの、27kmのエイドで混雑するのは嫌なので前に出ました。この区間は4'25"/kmで、あまり抑えないことにしました。この辺りで金沢マラソンくらいのタイム、3時間11分かそこらだろうと分かりました。

28km辺りで経口補水液ゼリーを摂取したものの、指先の感覚がなくキャップを落としてゴミにしてしまいそうだったので、かなり慎重に扱いました。給水テーブルは短いため、前のランナーが止まりそうなら(パンやバナナの提供も多く、止まりたくなる要素満載ですが)諦めた方がいいでしょう。ぶつかるよりましです。

最後まで補給はバナナすら取れず、持参したゼリーも一口しか飲めませんでしたが、結果的にはどうにかなりました。持参した塩熱サプリを5粒中4粒食べたのとエイドの給水だけでもいけると分かったのは収穫です。

 30km過ぎの坂は、奈良のようにモリっと急角度でもなく、いぶすきのように大きく波打つわけでもないので、フォームだけ注意していたらすぐに終わりました。コース上最も難しいエリアでしたが、ここは4'26"/kmで乗り切れました。

32km過ぎで約束通りにペンションフローラの奥さんにお会いできました。坂を下った所、白いダウンと聞いていたので探していましたが、見つけられてよかったです。めっちゃ応援してくださりました。あの応援は本当に嬉しかったです。

最大の山場を過ぎた後も細かな上りはありましたが、すぐに下りになるので騒がないようにします。リズムだけは重視しました。35km付近でお母さま方が『まけないで』を合唱してくれていて、笑顔になり、元気が出ました。この辺りでも落ちているのかなと思って時計を見ると4'26"/kmくらいで押せていたので、これは最後までいけそうだという気になりました。

37km給水は前がへたっていたので接触を避けるためにスルーです。40kmは指が動きにくくなっていたものの、どうにか薬指がかかったのでコップを取れました。腕が痺れてきましたが、腕が痺れても走れることはいぶすきの終盤で確認済みですので気にしないことにしました。最後は少々疲れましたが、気持ちよくフィニッシュさせていただきました。

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最後の直線が土というのが好きです

いぶすきより余裕があったのは間違いなかったものの、終盤はそこまで上がりませんでした。それでもラスト2kmは9分34秒、184spmで周囲より安定したリズムで走れていたのはよかったです。ピッチは一番落ちても181でしたし、後半の方がキツいコースながら前半より3分ちょい速く、全体4'29"/kmも狙い通りでした。

アフター

終了後は充実のふるまいです。アクエリアスをコップ3杯、バナナ、クリームパン、豚汁、ぜんざいとすごい勢いで提供していただき、正直これは食べ切れないぞとすら思いました。出店も沢山でしたので、牛串を購入してたんぱく質の補給を狙います。お土産は苺餅を選択しましたが、これはとても美味しくて職場でも好評でした。やはり館山は苺ですね。

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どんどん手渡されます

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豚汁も具だくさんです

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出店も沢山で何を食べるか迷います

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牛串はいいぞ

14時半の特急に乗るため後ろ髪引かれる思いで駅まで走りましたが、その間も本当にいい大会だったなあと噛みしめていました。次はもっとゆっくりしたいところです。

何故にこんなに早く去る必要があったかというと、夜の飛行機の前に皇居ランを決行しようと考えたからです。前日に雪が降っていたため、かなり風情のある景色の中をジョグすることができてよかったです。

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皇居ランナーを羨ましく思います

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お上りさんなので止まっては写真を撮ります

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雪の皇居外周を走れるなんて貴重な経験です

東京駅のロッカーに預けた荷物を引っ張り出し、羽田空港でジャージを着替えて飛行機に搭乗、無事に伊丹に戻って来ました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。38回もの積み重ねがある大会なので運営もスムーズな上、応援も温かく、また、コースもそこまで難しくないため色々試せて(遠いことを除けば)非常に参加しやすい大会だと思います。伝統的なマラソン大会の香りも感じ取れますし、これからも今の感じで続いていってほしい、大切に繋いでいってほしいと心から思います。

館山の皆様、小雨も降る寒い一日にも関わらず応援ありがとうございました!また笑顔でお会いできる日を楽しみにしています!

ここまで読んでいただきありがとうございます。