どちらも「こい(濃い・来い)」でしょう。・・・激坂なぞかけに触発されたものの全然うまいこと言えませんでしたが、前日の観光で浴びるように濃厚抹茶スイーツを堪能するためだけにでも、西尾に行く価値はあります。そしてマラソンもこれまた楽しいもので、濃厚な記憶が生まれることは間違いありません。いやほんと来た方がいいですよ、西尾には。
地域密着を掲げるだけあって、エイドがすさまじく豪華でした。西尾抹茶のグリーンティー、一色産うなぎ串、おにぎり、イカフライのレモン煮、三河一色えびせんべい、大あんまき、おまつり屋台(ここは最早エイドではなくイベント会場)のベビーカステラや焼きそば等々、抹茶フィナンシェに豚汁、あんぱんまで、とにかく豊富なメニューが提供されます。“真面目に走らせてなるものか”という西尾の皆様の執念すら感じるところです(褒めています)。
素晴らしいのは給食だけでなく、地域の皆様が本当に沢山応援して下さり、ランナーは力をたっぷりいただけました。元気な中高生も沢山で、「笑顔笑顔!」との言葉通りに、最後までニコニコしながら走ることができました。お互い元気になれたら最高ですね。
今回は雨で光が足りなかったため、景色はベストとはいえなかったと思いますが、茶畑、三河湾、漁港、終盤の上りと、その土地の魅力を視覚だけでなく全身で受け止められるコースでした。青空の下でも走ってみたいですね。
前日観光はとにかく抹茶抹茶抹茶尽くしで、“味も香りもこんなに濃いものか”と感激しました。濃い抹茶ソフト、抹茶大判焼き、抹茶の和菓子、抹茶ベーグル、抹茶(本来の姿)と、抹茶ローディングで幸せでした。これは本当にすごかったです。歩いていても次々と和菓子屋さんやお茶屋さんが現れて、くらくらします。
西尾市歴史公園などの散策もできて、初めての西尾を楽しむことができました。山味さんは3月末までとのことですが、マラソンの応援もしていただけて嬉しかったです。これからもお元気でいてください。
走りは無理せず、別大に向けての調整という位置づけでした。無理なくキロ4分30秒前後も出ていましたし、最後2.195kmだけ真面目に走るという予定通りの展開にできてよかったです。“テーパリングになってないやないか”と思う方もおられるかもしれませんが、昨年11月も金沢→下関の連戦、翌週はレースを入れずに神戸という流れでしたので、連戦から中13日で十分持っていけるはずです。筋肉痛もいぶすきより遥かに軽くて済みました。
(グロス3時間15分ちょい。151bpm, 191spm, ストライド1.14m, 上下動比5.2%, 上下動6.1cm, 左右接地時間バランス49.7%:50.3%, 接地時間241ms)
全国の大会を巡っている割にはなかなか縁のなかった愛知県。名古屋ウィメンズという世界に誇る大会があり、それで全てが終わってしまうくらいの勢いだと思いますが、こうしてにしおマラソンを作り上げていただき本当にありがたいことです。99本目のフルマラソンもまた、思い出深いものになりました。
西尾の皆様、素晴らしい大会・応援・そして抹茶をありがとうございました!
東海地方エイドすご過ぎて真面目に走れない事件簿、代表格はやはりみえ松阪マラソンでしょう。
到底真面目に走る気にならない(誉め言葉です)レースとしては、はが路ふれあいマラソンも東の強豪として名高いです。
北の大地まで行けば「日本一過酷なファンラン」を自称する函館マラソンも待っています。真面目に走れるわけなどありません。
南の方ならいぶすき菜の花マラソンでしょうね。2024年も私設エイド・応援共に素晴らしかったです。
続きのページにはコース、エイド、観光もたっぷり書いたので、走られた方が思い出せるのは勿論、にしおマラソンがどんな感じなのか知りたい方にも参考になると思います。チラ見だけでも楽しさが伝わると思いますし、少しでも響くものがあれば嬉しいです。まあ抹茶スイーツだけでも見ていって下さい。
コメント、スター、↓のバナー、SNS等々、何らかの反応をいただけると元気が出ます。私の元気が出るだけで、他に何も起きませんのでご安心下さい。
次回予告は、“別大で最高の100本目を”です。一生懸命走ります。頑張りましょう。
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